量は質に転換する
けれど量=時間ではない。
よく昭和世代の方に、量は質に転換するからとにかく量をこなせと言われます。
藤原先生の著書でも1万時間で1つの分野のプロ100人に1人の存在となり、さらに1万時間でもう1つの分野のプロになれて、その分野の100人に1人の存在となる。それを掛け算することで1万人に1人の存在となれる。とありました。
実際、沢山の物量をこなすことで確実にスキルアップできました。
ここで、この量が質に転換される。という意味を誤認してるかたがいると思うので、経験をもとに補足します。
量というのは、タスクの量です。
量は時間ではありません。
つまり1万時間=その分野のプロになれるかと言われるとグレーです。
時間でプロになれるならもっと日本は終身雇用だったので明るいはずだったのです。
日本はいまだに残業している方がイメージがいいと捉える人が多いと感じます。少なくとも自社ではその空気はなくなっていません。
特に注意したいのが、上司にあたる管理をする立場の人たち。
たくさん時間をかけて仕事している人に評価しがちですが、会社として売り上げ貢献や固定費削減などのわかりやすい成果を挙げられているのか疑問です。
もちろん中にはいるでしょう。
しかし、たくさん時間をかけるからいいのではなく、たくさんのタスクをこなす仕事をしているから結果として時間がかかった人たちを評価しなければ会社にとってもプラスになりません。
量は時間ではなくタスクをこなした数と認識しましょう。質に代わるのは経験からです。
時間は解決してくれません。