仕事における情報伝達の場合、気をつけなければならないことがあります。
それは、相手が一回で理解できるように要点を具体的に、まとめて、話すこと。
例えば、「この書類はどうすればいいの?」
という質問に対し
「この書類は、Aさんにハンコを押してもらって、○○日までに、Bという場所へ、Cさんが持っていってください。」
という会話だと一回で終わります。
しかし、「この書類はどうすればいいの?」
という質問に対し
「この書類はBという場所に持っていってください。」
だけで終わると
「いつまでに持っていけばいいですか?」
「〇〇日までです。」
「この押印欄はAさんのハンコで大丈夫でしょうか?」
「大丈夫です。」
「私が持っていくので問題ないですか?」
「Cさんが持っていって渡すように聞いてます。」
などと会話が一向に終わりません。
また、一つの質問に対して一つの答えで返しているので、
質問してる側が質問不足があるとミスが起こる可能性が増えます。
情報を持っている人が誰かに伝える場合は、原則5W2Hの具体的な情報が必要なのです。
相手が「わかりました。」の一言で済むように伝えられるととても良いと思います。