親子の関係を仕事のタスクで考える。「そういうのも、あり なんです」

長谷静香です。

このところ、お会いする方の中で、何人もの方が同じようなお話をされるので、ほかにも似た方がいらっしゃるかな・・・と思い、綴っています。

「家族関係の思い込み」の話なのだけど・・・。

両親との関係、義理の両親との関係、親戚との関係と、近い関係にある方でのお悩み。

両親だから、話をちゃんと聞かなくては。
親だから、上手くやらなくては。
親戚だから、ないがしろにしてはいけない・・・。

と とらわれて、苦しくなっている方、多いような気がします。
(立て続けにそういうご相談を受けました)



アドラー心理学では、人生の課題は3つあるとしています。

人生の課題(ライフ・タスク)とは、人間が人生で取り組まなければならないさまざまな課題のことです。


ワーク(仕事)タスク

フレンドシップ(友情)タスク

ラブ(家族・愛)タスク


下に行くほど、人間関係は深まります。(そして少し難しくなる)


家族、両親、親せきは、ラブタスクなのですが、
どうしても苦しくて、上手く関係が築けないときは・・・・。

家族だけれど、ワークタスクとして、ビジネスライクに割り切ることもあり!なのです。

それを教えてくれたのは、私の師匠、岩井俊憲先生と、そのご著書。

『アドラー心理学が教える新しい自分の創めかた』


上記の本をシンプルにリライトされた本がコチラ。

『アドラー流「自信」が生まれる本』





アドラー心理学が教える新しい自分の創めかたは、岩井先生とある女性の対話方式で書かれています。

登場人物は、岩井先生と実母との関係に悩む明日華さん。

その中で、岩井先生は、
「親子だから、何が何でもラブタスクで解決しようとすると辛くなるけれど、ワークタスクだと割り切ると案外スムーズに対処できたりするんです」
とおっしゃっています。

私もその通りだと思いました。

今回、何人もの人に(偶然でしょうか)
「親戚なのに・・・・いいのでしょうか?」
「親なのに・・・・いいんでしょうか?」

と尋ねられました。

私は、「あえてビジネス(ワーク)タスクとして、ご両親のこと、親せきのことを捉えてみるってのもありますよ。
そういうのも、あり なんです」


と、お答えします。


「こうある べき」 ではなく、「そういうのも あり」

こうお伝えすると、それだけで心が軽くなられた方もいらっしゃいました。


人は色々な思いこみを持って生きています。
私自身も、家族関係に悩むことはそれほどありませんでしたが、
友人関係、職場の人間関係・・・かなり悩んできました。


そんなとき、母がずっと私に言ってくれていた言葉。

「とらわれないで・・・」

メッセージとして書いて渡してくれたこともあります。

「しずかちゃん、頑張りすぎないで。とらわれないで」

それを手帳に挟んでいたこともありました。
私もずっといろいろな思い込みにとらわれてきました。

しかし、学ぶことで、生き方の引き出しを増やすことができる。

生き方は自分で選べる。

近しい方との人間関係で悩まれているあなた。

家族だから、親だから、親戚だからと無理しないで。


心地よい距離を取ることで、楽になれるのだったら、ワークタスクでビジネスライクに、シンプルにお付き合いするのも、ありです。

「そういうのも、あり なんです」

相手との距離の取り方も、思い込みにとらわれず、柔軟に考えられると楽になりますね。

そういうことも、アドラー心理学の講座の中ではお伝えしています♪


最後までお読みいただきありがとうございました。

長谷静香でした。



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