パニック障害を持つ人々に共通して硬くなる体の部位はいくつかありますが、特に以下の部位が影響を受けやすいとされています。
くび・かた
ストレスや不安によって肩や首の筋肉が緊張しやすくなります。これは、自律神経系の反応として体が「戦うか逃げるか」の状態になり、筋肉が緊張するためです。
せなか
背中の筋肉も緊張しやすい部位です。特に肩甲骨の周りの筋肉が硬くなることが多いです。
あご
不安やストレスが原因で、無意識に歯を食いしばることがあり、それにより顎の筋肉が硬くなることがあります。
むね
パニック発作中に呼吸が浅く早くなることが多く、これにより胸部の筋肉が緊張し、硬くなることがあります。
はら
ストレス反応の一環として、腹部の筋肉も緊張しやすくなります。
これらの部位の緊張や硬さは、リラクゼーションやストレッチ、深呼吸などのリラクゼーションテクニックを使って緩和することができます。また、定期的な運動やマッサージも効果的です。