天気が良かったので富士山を見に山梨県へ山歩きに行ってきました。


しかしながら、今回も4日前に季節外れの大雪が降り、河口湖で27cmの積雪があるという不思議なあれでして、3月に日帰りで雪山か❗️❓と思ったものの、その翌日からほかほか天気となりましたので雪が溶けてぐちゃぐちゃ道かも…というあれで(以下略)

 

富士山が綺麗に見えるとインバウンド的に有名な、新倉山に行ってきました。

新倉山だけだとちょっと寂しい(スニーカーで来ている方もいる)ので、ちょっと先にある霜山まで行くことに。

下山は新倉山に戻ると、きっと観光できている世界各国の方々との混雑感にやられるかということで、使ったことのないルートで葭池温泉前駅に下りることにしました。

 

 

↑実はこちらは2022年にも行き、雨と霧で何も見えなかったがそれなりに楽しかった思い出のあるお山。

 

 

ということで、JRで大月まで移動してからの富士急行に乗り換え。


JRは都内から移動の場合は「のんびりホリデーSuicaパス」が安いということで、初めてスマホのモバイルSuicaで当日朝4時に購入し、モバイルSuicaで改札を越え…ようとしても何故か反応せず、遅刻するうぅぅ❗️というあれで駅員さんのいる改札を通ろうとしたものの駅員さんがおらず、「と、通ります〜」と言いつつ駅へ。

 

↑こんな感じのきっぷ。

※ JRで阿佐ヶ谷以遠から乗車の場合は、大月単純往復でも「のんびりホリデーSuicaパス」利用のほうが安い❗️しかも途中下車で飲み会も可能だ❗️途中下車するとホリデーSuicaパスじゃなくてもお得になったりするJRの不思議もあるが、とにかくお得なのだ❗️

 

ちなみに、なぜ改札でエラーになったかというと、「NFC/おサイフケータイ設定はONだったけど、”画面ロック中はロック”がONになっていた」からである。

これをOFFにしたら、改札にスマホをかざせばOKであった。

ついに私もスマホで電車に乗れるようになってしまった❗️嬉しい❗️

(今までずっと物理カードで電車に乗っており、モバイルSuica使ったことない)

 

富士急行の無人駅のICタッチ機械におそるおそるスマホを近づけ、ピッ❗️として反応するたびに喜び、機械に向かってお礼を言ってしまう始末である。

20年遅れてるわたくしであった。

 

 

駅を出ててくてく歩いてまずは新倉山浅間公園へ。

朝8時だというのに、すでに多くの外国人観光客が来ていた。そして公園に至る地獄の階段で「Shit❗️」とお怒りのご様子であった。がんばれ❗️

 

…という感じで例のアングルでお写真。

とってもたくさんの方がいたが、9割外国人観光客な雰囲気である。数年で大きく雰囲気が(道の途中のご飯屋さんとか、なかなかなドギツイメニューだった。天ぷらラーメン1800円とか…)変わっている。

 

できることであれば、1週間後とかであれば桜が咲いて最高の写真が撮れる気がする。

 

ちょっと上の展望デッキからも写真撮影。五重塔は入って来ないが、富士山の写真としてはこっちもなかなか。

ちなみに桜はまだ蕾がふくらみ状態である。

 

意外や人がほとんど歩いていない、新倉山登山コースをてくてく歩く。

まだ雪が残っているというレポにおののき、なんと本日の私はゲイターをはき、チェーンスパイクも持ってきてはいる。が、チェンスパ使うことあるんか状態である。

 

ちなみに意外と道はぐちゃぐちゃになっていない、というか、全然ぬかるんでいなくてびっくりした。

もふもふの枯葉&富士山の火山灰で水捌けがいいのであろうか❓と、喋りながら歩く我々。

 

とはいえ、山頂近くに来たら多少は雪が残っていて楽しい。

わざとふみふみして遊んでいたら、

 

相変わらずの見逃しそうな地味な山頂である。景色は何もないと言って過言ではない。

そしてなんと、標高も書かれていない看板(新倉山は標高1,184mみたいです)。

報われない子だよ…。

 

 

もちょっと先に進んで、御殿まで。

ここからは富士山の良い眺めがありまして、

 

こんな感じで富士山がドーン❗️である。

 

ちなみにここではイギリスから来たソロ男子と会った。

ここに至るまでも、パリ近郊から来たという女子2人組と会ったり、帰りは多分ロシア系からの女子とも挨拶し、富士吉田は大変な外国感である。

日本人の方と会う方が少ないような…。

 

さて、ここから先にちょっと足を伸ばして霜山(1301.7m)まで。

コースタイムだと、新倉山から往復1:35くらいみたいだ。

 

この辺からは微妙に雪も多くなったり、急坂でヨボヨボになったり、ロープがたくさん張ってあったりしてなかなか山歩きっぽい感じで満足した。

新倉山だけだとちょっと寂しい。

 

ということで、無事に(転ぶことなく)霜山到着❗️

 

霜山からもかなりいい富士山の眺めである。

それにしても富士山めちゃんこでかい❗️

 

富士山を眺めつつ、おやつタイム。今日も500kcal近くある爆弾を持ってきた。

アップルパイは山登りの時くらいしか食べては行けないというマイルールがある。

 

ちなみにこちら、山と渓谷オンラインで無料で作れるルートマップなのですが(霜山までのコースタイム違ってたりするけど、色々情報があって混ざっててさーせん❗️)、帰りは同じ新倉山浅間公園は通らずに、二本杉方面から葭池温泉前駅に降りるルートを取ることとした。

 

 

…が、YAMAPではこの二本杉ルートが赤線で表示されない。ので、登山計画も立てられない。

 

 

しかしながら、さすがYAMAP、みんなの軌跡という皆様の記録を収集したのをうまく還元して、登録された登山道以外でもちゃんと道が表示されるシステムがあった。

(今回は気づかずにオフにしてて使えなかったが、YAMAPではルートの表示がないものの実際に歩こうとしているルートがあるときは、大活用すべき機能かと思われます)

 

昨今の山歩きでは、地図はスマホのGPS連動で見ているので、地図上にルートが表示されないとどっち行ったらいいのかわからないという状態で、今回も案の定途中で登山道を示すピンクテープではないテープに吸い寄せられた結果道を外れてしまった。

 

↑こんなかんじで迷う私の図。

 

足首まで雪に埋まっていますが、この後ふくらはぎくらいまで埋まった。が、なんとかGPSを使って軌道修正。

こういう時に一緒に山歩きしている人が居ると安心感がある。

ちなみに、こちらは何故か途中で踏み跡が雪の上から消えており、この木のピンクテープに向かって進んだらこんな状態である。

(でも、ふっかふかの雪を滑って降りるのがすっごく楽しかった〜❗️)

 

富士山から目を逸らすと、遠くには「杓子山」や「御正体山」などが綺麗に見えた。

御正体山は私にはレベル高すぎなので登れる気はしないが、とってもかっこいいお山である…が、なんとこちらの山頂からは富士山が見えないというがっかりさん。

 

↑コース定数24〜37、のぼり946m〜1,537mがYAMAP設定のようだ。

ちなみに今回の新倉山トレッキングは、コース定数17、のぼり726mでした。

がんばれ、ば、いける…か?いやきびしい。

 

下山途中で最後の富士山。

ちょっと雲が出てきた。

 

そして、下山後はてくてく歩いて富士吉田のごはん屋さんの目処をつけていたところに順番に寄ってみることに。

 

 

 

…が、どこもそれなりにお昼なので10人くらい待っている状態ゆえ、3件目に行こうということとなり、おばぁちゃんのワンオペという噂の激渋食堂に行ってみた。

 

↑食べログのページ

 

↑GoogleMapの評価

 

…ら、なんとここも4組くらい待っている後ろに並んだのですが、ドアが開いてお店のレディが開口一番「ハウメニー!」って言うくらいに半分くらい外国人観光客っぽい状態であった。

注文とる時もずっとこんなかんじの和洋折衷感があり、大変面白い。

 

しかし店内はこんな感じのお座敷で、壁には遺影とかも飾られているthe昭和のおばーちゃんち❗️である。

こういうのが観光客に受けるんだなぁ〜と、この後行く葭之池温泉でも感じた。

 

何故かごはんを頼むと、ランチタイムはサービスで吉田うどんがついてくる❗️というシステム。

お醤油味で沁みるぜぃ…。

(なるとの上に乗っているのは、胡椒ペーストみたいな辛い味変アイテムだった。)

 

そして、下山後ごはんはそれぞれカツ丼とオムライスにした。

 

カツ丼の盛りが、なんとも想像以上で面白い。想像するカツ丼は、カツがカットされたそのままの形で丼にシュっと乗っている気がするが、自由に盛られている。

オムライスは中の具がお肉だけというシンプルスタイルであった。

 

…とはいえ、なんだかとっても面白く、下山後に甘さがしみわたっておいしかった❗️

そして、お会計したらうまい棒くれた。

 

調理のおばーちゃんには、これからも体大事に長生きしてほしいところである。ホールのレディも元気良くて素晴らしかった。

11時〜23時までの営業(15時〜17時まで休憩)かつ、不定休ということでとんでもない働き者❗️とおののいた。

 

 

お店の近くに外国人観光客で溢れており、交通整理されている場所があったので何事?と思い寄ってみると、商店街越しに富士山が見えるという有名映えスポットらしい。

 

 

横断歩道の真ん中や、ちょうどカーブしているあたりでうまいこと写真を撮ると、

 

こんな感じでめちゃんこ富士山がでかく映るのである。

 

なかなか、こういうのが今求められているものらしい。

雪がある今くらいの時期がいちばんきれいかも。

…ただ、ものすっごい車道で撮影する人がクラクション鳴らされてて、いろいろ大変だなという気もしました。

 

 

その後、腹ごなしにてくてく歩いて再び葭池温泉へ。

 

これまた激渋の葭之池温泉に入浴なのであった。

脱衣所と湯船がつながっているという不思議温泉。行けばわかる。

お湯はとっても良い❗️お肌すべすべ、髪の毛サラサラになる。

 

 

風呂上がりは、これまたtheおばぁちゃんち的なお座敷で涼むのであった。

ちなみにこちらの葭之池温泉でも吉田うどんを注文可能である。漬物サービスでついてきてここもすごい好きだ。

 

そしてここでも欧米系の方がグループで入浴に来られていたり、富士吉田は異国情緒がすごいな、みんなどうやって調べてくるんだ❓と、見習いたいところである。

(ちなみに三益食堂はGoogleMapで4.8❗️葭之池温泉も4.1❗️と高評価なので、外国人観光客にも人気なのも頷き系。2025年3月現在。)

 

 

というあれで、フリーパスゆえに途中駅で下車し、打ち上げ飲み会。

水分が失われた体にいきなりワインを流し込んだせいでめちゃめちゃ酔っ払った。

大反省である。

 

 

…という新倉山山歩きでした❗️

 

観光地化した低山というイメージであったが、意外とすっごく楽しかった❗️

そして私はまた練習し直しだな、と、反省しきりである。

おわり。