…という感じで、フィレンツェの日帰り街歩きを終えて(というか寒いのでけっこう美術館で暖を取る感じになってしまった)、16:48発→18:30着のフレッチャロッサに乗って、またフィレンツェのサンタ・マリア・ノベッラ駅からローマのテルミニ駅に移動です。

 

何度も書くのですが、ヨーロッパの鉄道は早く買えば買うほど安い気がする。

 

イタリアの元国鉄「TRENITALIA」の特急のFrecciarossaの9425便ですが、発売直後に購入したので、ビジネスクラスの1人がけシートが22.9ユーロだった。

通常料金が71ユーロで、1週間前で残っていた早割が44.9ユーロ。

1週間前だとビジネス座席じゃない普通の2-2配置のスタンダード席でも34.9ユーロなので、早く買えばスタンダード席より安くビジネスクラス席が買えると。

 

↑1週間前だと、発売時と比較して最安値シートのお値段が倍になっている。

 

 

…なので、時間が決まっているならさっさと買うようにしています。

 

 

そして、乗車してのんびり待つこと30分。は、発車しない…。

おかしい、往路では「意外とイタリアの電車も時間通りだわ❗️」なんて思っていたが、復路は案の定の遅延である。

まぁ、席に座れているので良いか、のんびり待つかと。

 

進みだしてしばらくして、車掌さんが歌いながらきっぷ拝見にやってきた。

ローマの空港の時と同じく、イタリアの車掌さんはベネチアっぽい歌を歌いながらくるのがデフォなのかもしれん、と思いつつ、楽しげである。

(ちなみに、日本というか我が家の近所でも歌いながらチャリ通勤するおいちゃん方はたまに見かけます。気持ち良さげに歌っており、羨ましいことです。)

 

そしてまた、ベテランスタッフさんと、新米スタッフさんの2人組のスタッフさんから軽食ボックスを受け取った。

夕方であったが、またしてもクッキーであった。しかし往路とはクッキーの種類が異なっておる、大素晴らしい。

帰りはコーヒーじゃなく「ティーください」と言ってみたら、お湯とTwiningsのティーパックをくれた。

そしてしばらくしたら食べ終わったゴミを回収に来てくれた(往路はなんと寝てたので回収に気づかず、のちにゴミ箱に捨てました)。いたれり系である。

 

ビスコッティは結構デカく、1個でお腹いっぱいになるので、もう一つは非常食用としてお持ち帰りした。これは後にこの旅の非常食となる重要なビスコッティである。

 

そんなこんなで30分ほど遅れ、19時頃にローマのテルミに駅に到着。

 

ちなみに、暗くてわかりにくいのですが、向かって右のライトついている車両が乗ってきたFrecciarossa(N700A的な)で、隣の暗い方がFrecciarossa1000(N700S的な)の様子。

見たかんじがシュッとしていてかっこいい。

 

テルミニ駅の構内のクリスマスツリーは、地下1階からニョキっと生えていた。

 

 

テルミニ駅からまたてくてく歩いてホテルに戻るまえに、ホテルの近所にある「まいばすけっと」的なミニスーパー「カルフール・エクスプレス」に寄って晩御飯を購入することとした。

 

 

なんだかお店で酒飲んで、周りのお客さんに気を遣って、店員さんに気を遣って、…なんていう食事をするのも面倒なのと、野菜だけが食いたい気持ちでいっぱいになった。旅をしていると時々そう思う時がある。

そんな時はホテルの部屋でひとりで粗食に限ります。

 

海外のスーパーは楽しいねぇ。果物も色々とあって楽しい。

 

そして、今回の数少ないお土産をここで購入したのであった。

 

  • オシャレ歯磨き粉
  • ヌテラの小分けパック
  • (その他の物品は他で買っています)

イタリアのオシャレ歯磨き粉をこのスーパーで買いました。日本でも売ってるけども、イタリアで買ったよということに意味があるかなと思い…。

そしたら「これ、オシャレ歯磨き粉じゃん❗️しかも高い、大容量のやつ❗️」と、めっちゃ喜ばれた。

現地スーパーではいっこ3.99ユーロですけれども、日本で買うと2,000円とかしたりするらしい、おおお、知らなんだ。

 

 

…でかいスーツケースいっぱいに買ってきたら歯磨き粉屋さんが出来るなとおもったのですが、私は機内持ち込みサイズの小さいスーツケースで旅をしているので歯磨き粉屋さんにはなれなかった。

残念である。

 

クリスマスなので、イタリアのシュトーレン的なパネットーネコーナーがあった。

 

 

パネットーネは、特殊な酵母を使って比較的長期保存ができる系のフルーツ入りのパウンドケーキ的な感じらしい。

これもまたなんかこう良いなぁと思って、ぜひまた次回クリスマスに来れることがあったら買いたいなぁと思いました。

 

もちろんスーパー以外でも、街のお菓子屋さん(老舗ビスコッティ屋さんにもあった)で色々と可愛いのがあるらしい。

ただしめちゃんこでかい。あえていうならバケツサイズである。

でかいスーツケースが必要なのです…。

 

ビールもたくさんあった。

しかも1本1ユーロくらい。やっす❗️❗️

 

…とはいえ、やはり日帰りフィレンツェはちょっと疲れたのか、本日はお酒ではなくレモンティーを購入してホテルに帰宅。

 

 

  • 野菜サラダ(3.59ユーロ)
  • りんご(0.5ユーロ)
  • レモンティー(0.82ユーロ)
  • 玉子スープ(日本より持参)
…という、胃を休める良い晩ごはんを食べ、ホテルの冷蔵庫に入っている無料のポテチもデザートに食べ、満腹なのであった。

 

明日はイタリア最終日、昼過ぎまでローマ街歩きして、午後にブリュッセルに移動です。

 

 

つづく。