久々のヨーロッパクリスマス旅ですが、多分あと1/3くらいでこの旅もやっとこ終わりです。

フィレンツェ街歩きはこの1話で完結なので、今日も長くてさーせん。

お時間のある時に見ていただければ…

 

 

…ということで、ローマから日帰りでフィレンツェに来たwatanabiさん。

10時に着いて17時に帰るので滞在は7時間もあるのですが、ウフィツィ美術館とアカデミア美術館の予約がしてあるため、結構時間がなさげなスケジュール…のような気もする。

私は比較的弾丸スケジュールが好きです。

 

 

とりあえずてくてく歩いて「サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂」前の広場へ。

大きなクリスマスツリーと、

 

馬小屋の再現の「プレゼピオ」。

ちなみに真ん中のイエスキリストの藁のベッドは空で、25日になったら人形が置かれるそうな。何もないように見えるのは気のせいではありません。

オルゴールの曲などがかかっていて、大変神聖な、良い雰囲気である。

ちゃんとお祈りしているご婦人なども居た。

 

ちなみにこちらの大聖堂、無料で入場可能なのですが、ずーっとこのようにめっちゃ並んでおりまして、美術館の予約時間もあるのでちょっと今回は並ばずに外観のみをみて終えてしまいました。

 

 

ウフィツィ美術館の予約まで時間がまだ1時間ちょいあるので、うろうろと街歩きをすることにして、フィレンツェといえばのベッキオ橋へ。

 

ベッキオ橋から見た隣の橋…。

さ、させん、なんだか暗い写真。どうにも写真のセンスなくて…。

 

…って、実はこの辺りをうろうろと歩いていたら、地元の方らしき自転車に乗った方が「チッ❗️」(うろうろ歩くな邪魔だ!的な)と、とんでもなくでかい舌打ちをされましてですね、ヒィィィィィィ❗️フィレンツェめっちゃ怖い…❗️と思ったので、ん、人のふり見て我が身を直そう、と、思ったりしつつも、ちょっと凹んでいたのであった。

天気も悪いし、寒いし、暗い気持ちになるのである…。

 

…と、閑話休題。

 

ベッキオ橋を渡った先に、めちゃんこ可愛らしく、美味しそうなパン屋さんがあった。

カンノーリという、イタリアの揚げ菓子。

 

 

うぅぅ、こんなん絶対美味しいに決まってるのに、気持ちが落ち込んでいたせいかお店に入って「これください」と言って買うことができなかった…。

(でもめちゃ気になったので写真を撮らせていただいた次第である。次こそ購入したい。)

 

 

そして、その脇にちょっと地味ながらもなんだか惹かれる教会があったので入ってみた。

 

 

心洗われるよい教会であった、ちょっと元気になった。

…というあれで、ウフィツィ美術館へ。

 

ちなみに、ウフィツィ美術館は結構予約時間管理はアバウトでした。

予約チケットの交換は時間に合わせて〜というのを知らずに普通に2時間前に交換してて、そろそろ時間かな〜と戻ってきて中に入るも、チケットの時間など誰もチェックしていない…という…感じだった…。

(おかげでちょっと早く中に入れました。寒かったからよかったよかった。)

 

 

 

ずっと見たかった、「ホロフェルネスの首を斬るユディト」も見れた。

 

 

絵を見るとよくある、こんな大きな絵なのか…❗️という驚き。そして、実物は細かくたくさん描き込まれてた。しばし佇むwatanabiさん。

(反対側がベンチになっているので佇みやすい)

 

ちなみに、このメデューサの盾の部屋の隣のお部屋に展示されてます。

こちらは超有名。

 

あと、地元の小学生の引率を微笑ましく拝見しながら〜の、「ラ・プリマヴェーラ」。

ルネッサ〜ンス❗️すごい❗️

こちらも超有名。

 

周りから顔が飛び出ているという、大変印象的な額縁の「聖家族」、ミケランジェロ作。

 

あと、これもまた有名どころの「受胎告知」、レオナルド・ダ・ヴィンチ作。

 

ダヴィンチさんの描く絵って、なんかこうめっちゃ特徴的というか塗りがツルッツルで顔もめっちゃ無表情で、書き込みもすんごく細かくて、すごいわかりやすい。

 

 

お、ラオコーンだ❗️

…って、あれ❓これ、フィレンツェで見るんだったっけ…❓と、ふと自分の間違いに気づくのであった。

 

 

そう、この作品はレプリカでして、本物はバチカン美術館にあるのに見てくるの忘れた〜❗️と、ここで思い出して気づくのであった。

あぁぁぁぁ。

 

ま、いいか、こういう失敗はまた次回来た時にちゃんと回収しよう、ということでまたイタリアに来ようと思えるわけである。

一石二鳥❗️ってちがうか❓

 

 

そんなこんなな美術館鑑賞をして疲れた&お腹が減ったので、ランチだランチだ❗️というあれで、外に出てシニョリーア広場でパニーノを購入。

 

 

イタリアで食べてみたかったものの一つが、このパニーノである。

(パニーニはパニーノの複数形)

 

 

 

こちらのお店で購入。上の写真だと白い雨除けのお店。

気の良いハム屋のおっちゃん❗️みたいなおいちゃんがレジ打ちしてくれた。

 

そして、マダム的な方がパニーノを作ってくれた。

日本でパニーニって言ってコーヒー屋さんで食べる大きさの3倍くらいある。

 

広場の噴水が見える、建物のヘリに腰掛けてもぎゅるのであった。

座る時は、鳩のフンの上に座らないように気を付けるようにした。

 

広場には鳩がいっぱい。

寒いのでヴィジュアル系のヴォーカルの衣装みたいなモフモフ具合になっとる。

 

いやしかし、ローマと比べてフィレンツェめちゃ寒かった。

パニーノも、もっとこう、あったかいトリッパの煮込みパニーノみたいなのを買うべきだったか…。

トマトと生ハムのパニーノにしてしまった。冷たいサンドイッチが歯に沁みるうぅぅ。

 

 

その後、次のアカデミア美術館の予約時間に合わせて訪問し、

(こちらの美術館は10分刻みで予約時間にはめちゃ厳しかった)

 

これまた有名なダビデさんを見たり、

 

ちょっと天気良くなった一瞬でフィレンツェのドゥオーモを写真撮ったり、

 

これまた風流な路地を歩いたり、

 

洒落たブランド通りを歩いたり

(そういやイタリア来てるけど、ブランド用品何も買ってないわ〜、ま、円安だしいいか)

 

きゃわゆいカフェのチョコレート作品を眺めたり、

(クリスマスはこういうのが可愛くて良いね〜❗️)

 

広場のカルーセルを見たりしたのでした。

(そういや、ほんとにイタリアはクリスマスマーケットという感じのあれが無いわ〜。屋台があっても普通の土産屋さんだったり程度。ウィーンと全然違う❗️)

 

 

そんなこんなで16時すぎ。

そろそろまたローマに帰るべ、という時間です。

 

カンノーリ食べるべきだった…

ここではそれだけが後悔である…、くぅぅ❗️

 

つづく。