バチカンのサン・ピエトロ大聖堂の無料の見学を終え、同じバチカン市内のバチカン美術館へ。
サン・ピエトロ広場から歩いて15分くらいかかった。
こんな感じで、外をぐるっと回って入口に行かねばならないので、微妙に30分前くらいに出てちょうど良かった。
バチカン美術館は、事前に予約したチケットを持って行き、階段で2階に上がって、そこの窓口に予約時にもらったチケットのQRコードを見せると「入場チケット」に換えてもらえるというシステム。
微妙にわかりにくいと思うのですが、予約のPDFにもよく読むとそう書いてあった。
「入場チケット」をかざして最終的な入口のゲートをくぐるのですが、そのゲートでエラーになる(メールで届いたQRコードをかざしていて「そこの窓口でチケット交換して!」と言われている)人の多いことよ…。
交換せずに、予約時のQRコードでそのまま入れると思う気持ちわかるです。
ちなみにこちらが「入場チケット」。
そして後ろの絵がその元画像、ラファエロのアテネの学童である。
向かって左がプラトンで、右がアリストテレスさんだそうです。
それにしても、バチカン美術館は広すぎてどこをどう回ったのか全くわからないです。なので、行かれる方はちゃんと地図を用意して、行くところを決めて回った方がいいかも…。
(私は適当にフラフラと見て回りました。結構疲れて、最後は「もういいや、十分でっす」という感じで出た次第です。)
それでもなんとなく人が沢山居る所が有名なスポットなのね、というのはわかるので寄っていくと、大概見たことある作品がいらっしゃる。
こちらはさっきまで居たサン・ピエトロ大聖堂にあった絵の本物verである。
こちらもラファエロの「キリストの変容」。
大聖堂の方がもっと大きい気がするけど、こちらの方が色鮮やかな感じ。ボキャが貧で申し訳ない…。
あとはこちらも有名な地図のギャラリー。
地図のタペストリーも良いが、天井のギンギンギラギラ加減に首が痛くなる廊下である。
なぜか凄く混んでる。
ちなみに私はこの混雑具合にやや疲労し、そのまま直進してシスティーナ礼拝堂に行ってしまいまして、脇にある「ラファエロの間」をスルーしたような気がしていたのですが、なぜかアテネの学童(ラファエロの間にある)の写真が残っていたので通ったみたいです。
(バチカン美術館は迷路みたいでっす)
とんでもなくいろんな場所をグルグル巡って見てまわりました。
ちなみにてくてく歩いて見てまわりつつ私が興味を持ったのは、
天使の像とか
(羽根がボロボロになるって、これまたマンガちっくなこの素晴らしさよ…❗️)
昔の偏光ガラスの窓とか
(ワインの瓶底をイメージしちゃいますがな…❗️)
世界をまたにかける聖職者の方の旅行セットとか
(持ち運びカバンがかっこいいねぇ…❗️)
めちゃんこ綺麗な天井とか
(ローマはどこもかしこも天井が半端ない。欄間に命かけるのに似ている…❗️)
めちゃんこ綺麗な床のモザイクタイルとか
(ふと足元見たらなんじゃこりゃ❗️という複雑さ…❗️)
なぜかガラガラのエジプト展示とか
(空いてていいねぇ…❗️)
そんなこんなな見学をしつつ過ごしたのでした。
ちなみにこんな感じでウロウロマイペースで巡っていたので、通路を逆走していることもあったらしく、この写真の階段でもスタッフのお兄さんに通路のテープをシュルッと外されてカモーンされ、「そっちexitだよ〜」などと笑われつつ正規のルートに修正してもらったりした。
皆優しい。ありがたいことです。
ちなみに時々窓があって、ローマの街並みが見下ろせる。
システィーナ礼拝堂(写真撮影禁止)で「最後の審判」と「天地創造」を見て、頭の中ではコンクラーベ❗️という単語ばかりが浮かんできて謎だったのですが、各地の枢機卿がシスティーナ礼拝堂に集まって教皇を決める選挙が「コンクラーヴェ」であった。
なんで知ってんの?と思ったら、そういやイタリア旅行に向けて漫画を読んで予習していたので、ちゃんと記憶に残っていたようです。音が印象的だからか❓
(「ローマ教皇を決めるのは、時間がかかるコンクラーベ」と、歴史のテスト対策のように覚えてしまったっぽい)
惣領冬実のチェーザレは、NHKの漫勉でも描くところを拝見していた。
ので、フィレンツェのお勉強として読んでおりました。
↑漫勉めちゃ面白いです。坂本眞一さんの回とかもう凄かった〜。見せてもらえて感動した。
…というあれで、最後にバチカン美術館の売店によってお買い物。
せっかくなので何か記念にと思い、
この天使の飾り、18ユーロを自分の土産として購入した。
クレジットカードでお支払い。
ちなみに、このようにロザリオなども高いのからお手頃価格までいろいろと売ってた。
バチカン美術館の出口の階段は、こんな感じでぐるぐるしてておしゃれである。
さて、疲れたのでどっかで何か食べようかと思います。
つづく。