…ということで、夜にローマに到着し、翌朝である❗️

 

 

今回宿泊した「ホテルダイアナ ルーフガーデン」は、朝ごはんが無料でついているホテルでして、最上階の7階とその上の屋上テラスで簡単な朝ごはんがいただけるのであった。

(東横インスタイルというか、宿泊したら全員朝ごはんご自由にどうぞ系っぽい)

 

エレベーターは混んでいるので、階段をてくてくのぼって7階へ。

朝ごはん会場のスタッフさんが3名くらい一生懸命働いていたので、目があったらニカニカ笑みを浮かべつつ、「グッモーニン〜、ジャストワンパーソン〜」と言うと、「ひとり?だったらここどうぞ」と、言われた席にカードキーを置いてご飯を取りに行ってこんな感じです。

優しげなスタッフさんが多かった。

 

ハムとチーズとコーヒーがあれば十分である。

というか、このくらいにしないと昼とか夜とか食べられない…。

無料朝食は本当に(有料の朝食だと貧乏性でたくさん食べがちなので)ちょうどいい。

 

 

そんなこんなで、朝ごはんを食べて歯磨きしてトイレに寄って、すぐにホテルを出発。

ホテルの玄関にスタッフの方がいたので、「ボンジョルノ〜」とご挨拶。

 

ホテルの近くの地下鉄駅の自販機で24時間チケットを購入。

バーコードをかざして地下鉄の改札を通り、スマホケースに挟んで保管しておくことに。財布にしまうよりも良いかな〜と。

 

ちなみに、一応治安対策として、海外ではスマホはネックストラップで首からぶら下げるようにしています。

ミラーレス一眼のカメラも首からぶら下げております。

 

地下鉄の駅のホームはこんなかんじ。

 

正直、ローマの地下鉄って治安悪いのかしら〜と思っていたのですが、全然全くそんなことなかった。

観光客も、通勤の地元の方々も普通に使っている感じであった。

地下鉄だけじゃなくて、バスも全然普通でした。

平日の朝8時でっす。

 

 

地下鉄を出て、てくてくと歩いていくとサンピエトロ広場に到着。

クリスマス直前の朝8時半である。

 

サンピエトロ大聖堂は、無料で入場可能。ありがたいことです。

ただしセキュリティチェックがめちゃ混みなので、できれば朝9時頃までには並ぶ方が良い、と、読んでいたので、朝の8時半に来ましたらこんな感じ。

なんと待ち時間ゼロである❗️

 

観光シーズンの夏とかの日中は2時間くらい並ぶ的な話を聞いていたのでびっくりした。

 

持ち物検査を終えて、ちらっと見るとスイスの衛兵の方がいた。

わー、槍持っててかっこいい。と思って一枚撮ったのですが、遠すぎて全然わからん写真になってしまいました。

 

さっき広場で見た大聖堂、目の前で見るとこんな感じ。

あのバルコニーでローマ教皇が毎週水曜日にありがたいお話しをしてくださるのだろうな〜と思いつつ、本日は水曜日ではありません。

水曜はめちゃ混みらしい。

 

とりあえず中に入ってみると、とんでもない広さにギンギンギラギラのでかい像がたくさんある。

…こ、これがキリスト教の本気か…❗️

 

あ、なんか見たことある絵がある❗️

…と思ったのですが、こちらは複製的なものらしく、このあと予約しているバチカン美術館に本物があった。

 

クリスマスの時期は、馬小屋の再現コーナー的な実物大模型がけっこういろんな街でそこかしこにあり、バチカンのサンピエトロ大聖堂でも用意されてた。

流石、なんとなくここが一番豪華だった。

 

日本だとクリスマスはツリーのイメージだけど、本場では馬小屋の再現の模型的なののほうがクリスマスの風物詩なのかな〜と思ったのでした。

 

 

そして、クーポラの下にある大天蓋。

ベルニーニが作ったオタク感溢れる柱(素人の印象ですさせん)。ベルニーニはフィギュア的な感じでめちゃんこカッコいいので、また別の日にベルニーニメインで美術館に行く予定である。

 

正面の光がうまく生かされてる、黄色いところには鳩さんがいた。

(鳩はお父さんの化身だったかな❓)

 

ちなみに、大聖堂の中はこんな感じのガラガラ具合だった。

 

いろんな像を見ていると、これはもうちょっと知識を持って見たほうが楽しいのかもしれないな〜と思いつつ、聖ロンギヌスとか(十字架のキリストに槍さして、飛び散った血が目に入って視力回復系)、聖ヴェロニカとか(あわわ❗️って汗拭きタオルを持っていって、お顔がタオルに出現系)、多少は漫画で得た知恵があるものの、キリスト教の聖書にはいろんなお話があるゆえ、知っていたら「あ、これ❗️」ってとても楽しいのだろうなと思うのでした。

(なんかこう、失礼な楽しみ方でしたらさせん…。)

 

ちなみにこの大天蓋の上のクーポラには、10ユーロくらい払うと上ることが出来るとのことでちょっとどうしようかなと思ったのですが(クーポラも案の定ガラガラで、待ち時間ゼロ感だったので)、私、以前サグラダファミリアで同じように塔に登るというのを行った際、ものっそい狭い&混み混みの階段を降りるというあれで、正直申し上げまして狭いところが苦手なので、結構苦痛だったことを思い出しまして、クーポラ的なものは登りたくない…ので、やめときました。

 

高いところは好きだから登ってみたいけど、狭い階段は無理でっす。

 

 

というあれで、最後にバチカンで一番見て見たかった、こちらの像の前へ。

とんでもなく空いていて、ちょっとぼーっとしてたら一対一状態になった。しあわせ。

 

巨匠ミケランジェロ作の、ピエタである。

それなりに漫画などが好きなので、ピエタオマージュの作品は漫画やイラストで大量に見てきた…が、その本家がこちら。

 

なんかこう、写真とかでみると「母親のはずなのにマリア様が若すぎる!」という感じなのですが、実際は全然そんなこと思わなかった、ことに驚いた。

ちゃんと母親の貫禄があるという(母親と子供の像だ)。

不思議だ、若くて美しい女性、という印象がない。美しくないという意味ではなく。

 

 

 

そしてサンピエトロ大聖堂を出て、9:30頃のセキュリティチェックがこちら。

それなりに列が出来てきていた。

 

↑8:30はこんな感じ。

 

バチカンに来るなら、9時前くらいにセキュリティチェックするくらいだと空いてていいなと思います。

ちなみに私はこの後10時からバチカン美術館の予約をしてあるので8:30到着でちょうどよかったけど、クーポラに登るならさらに1時間くらい必要みたいなので、美術館の予約は11時以降がいいかと思います。

 

 

大聖堂の中で、ろうそくをお供えしつつ、いろんな人の幸せをお祈りしておいた。

帰国後、バチカンのサン・ピエトロ大聖堂でお祈りしておきましたよとお伝えすると、「なんだか自分の尊さが増した気がする」とか喜んでくれて嬉しい。

 

クリスマスのバチカンでお祈りしておきゃ〜、多少はラッキーもあるだろう❗️

…と、そんな気持ちにもなれる、とってもありがたい場所でした。

 

 

つづく。