…ということで、楽友協会のクリスマスコンサートからホテルに戻り、深夜までやっているホテルのバーにて「ウェルカムドリンクチケット」を使って寝酒をもらうのであった。

 

「生ビールか、白ワインか、赤ワイン」とのことだったので生ビールに。

「小か大か❓」とのことだったので、「大でおねがいしま〜す」とお伝えし、ベルギービールが出てきた。

写真だとあまり大きさが伝わらないけども、大ジョッキくらいのでかいコップである。中ジョッキレベルではない…。

 

げへへと思いつつちびちび飲んでいたら、もう1人のバーテンダーさんがめっちゃ目を合わせつつ微笑みながらポップコーンを黙って置いてくれた。

「さ、ささささんきゅう…❗️」などとお礼を言いつつもぎゅるのであった。

 

日本でもそうだけれども、特にヨーロッパではけっこう目をちゃんと見て、タイミングを見計らったりのアイコンタクトが増える気がする。

そしてなんだか酒も飲んでいるし、惚れてしまいそうである。

 

 

ホテルでシャワーを浴びて顔洗って歯磨きして、EVA航空がくれたパジャマに着替えて就寝。

 

そして翌朝〜。

 

ぼけーっとベッドからニュースをつけて、地中海高気圧がイタリアやウィーンを覆ってポカポカの良い天気であることを確認。

最高気温11℃、最低気温3℃のウィーンでしたが、風が全然なくて日中はポカポカしており、ダウンコートは前を開けて歩いていました。

(この旅の間中天気はほぼよく、むしろ日本の方が寒かったようです。)

 

ホテルは無料のポイント宿泊なので朝ごはんはついておらず、どうしようかな〜と思い、近所のカフェに朝ごはんを食べに行くことに。

 

ウィーンというとカフェの朝ごはんが結構有名のようですが、中心地まで地下鉄に乗って行くのも、カフェに並ぶのも面倒だな〜ということでホテルの近くをGoogle mapで見て見たらば、めっちゃ良さげなカフェがあった。

 

それがこちら、Budapest Bistroというお店。

 

 

お店に入って「ハロー」ってキッチンにいた店員さんに声をかけるもお返事いただけず、ちょっとシュン…としたら、テーブルの奥からホールのスタッフのおじちゃんが出てきて「ハロー」って言ってくれた。

 

「ここ座っても良いですか❓」って窓側の4人がけテーブルを指差すとOKとのことだったので座ったものの、その後、だんだんと混んできてあわわ…カウンターとかに座れば良かったかしらなんてビビり出す小心者であった。

(私が来た時はまだ2割くらいの入りだったのです…)

 

とはいえ注文。

朝ごはんメニューは色々あったのですが、事前にドナウベジタリアンという朝ごはん定食にしよーと思っていたので、ドナウベジタリアンのセット14ユーロをカプチーノで。

(朝ごはんセットにはドリンクはついて来るとのこと)

 

まずおいちゃんが淹れてくれたカプチーノ。とお水。めっちゃキュート❗️

ウィーンはお水が豊富だなぁということでお水付きだった、ありがたい。

 

そして、キッチンのスタッフさんが今度ははにかみつつ朝ごはんセットを持って来てくれた。

(今度は挨拶してくれた、シャイだったのね〜)

キュートすぎる…❗️❗️なんやこれ❗️

 

紙袋には大きな丸パンと、スライスした黒パンが2枚。

バルサミコ酢のサラダと、チーズ2種、ゆで卵。

バターと、その隣は「明太子クリームに似たチーズとハーブ」のディップ。リプタウアーというらしい。

あと、フルーツサラダ❗️

 

 

このリプタウアーがめちゃうまで、さいこうでした。

あと、ゆで卵なのですが、エッグスタンドに乗って来たゆで卵の食べ方がよくわからず「カリオストロの城のおいちゃんみたいに匙ですくって食うのけ…❓しかし殻はどうしたらええのん…」と思い、普通にフォークでコンコンして殻にヒビを入れてから全部むきむきして食べました。

 

…が、ヨーロッパ的にはてっぺんの殻をナイフで剥いて、匙ですくって食すらしく、また実際に卵が新鮮すぎて薄皮剥くのがめっちゃ大変でした。

(ちょっと古い卵はむきやすくなる)

(この旅では普通に剥いて食してしまったので、次回からはその食べ方で行けるか実験してみます…)

(ちなみにローマでも朝にゆで卵食べたのですが、その時はビュッフェ朝食だったのでエッグスタンドがないせいか、ほかのヨーロッパ系らしきおじーちゃんも同じように殻剥いて食べてた)

 

 

…はー、しかし美味であった。

しかも、普通にベジタリアンミールもメニューにあって、朝は軽く食したいタイプなのでベジミールがある国はほんっと嬉しい。

(私は胃の負担という観点でベジミールが好きな人間で、夜はゴッツい肉とか食べます)

 

そしてウィーンのカフェにちょこっと触れられて嬉しい。

アインシュペナー(いわゆるウィンナコーヒー)とかもメニューにはあったのですが、甘いの食べると胃がパンパンになって胸焼けするのでカプチーノにしてしまったが、できればいつかはおやつ代わりにウィーンでアインシュペナーを飲んでみたいものである。

心残りは旅には必要なものでっす。

 

 

という感じで一度ホテルに戻り、歯を磨いてから本日の飛行機タイムまでまた中心部を街歩き。

 

地下鉄と路面電車を乗り継いで、昨日は行かなかった北西方面に向かうのでした。

 

ちなみに路面電車の中はこんな感じでした。

とっても綺麗。

 

そして、入り口近くにはベビーカーや大きなスーツケースなどの荷物、車椅子用の広いスペースがちゃんとあって、子供連れにも旅行者にもみんなに便利なシステムであった。

(バスも同様です)

 

 

…本日、夕方の飛行機でウィーンからローマに移動します。

それまでの街歩きタイムです。

 

つづく。

 

 

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追伸、

2023年もありがとうございました。

ファーストクラスにも乗れたし(この調子だと何話先か…)、イベントも楽しく開催できたし、いろんなところにまた旅ができたし、いろんな方とお知り合い&お友達になれ、お付き合いいただき、とても幸せです。

また来年もよろしくお願いします。良いお年を〜❗️