羽田から、鳥取の米子空港に到着したのが8:20。

もろもろ荷物受け取り〜の、到着フロアのレンタカーの予約受け取り手続きをし〜の、で、順調に空港を出発したのでした❗️

 

光り輝くゴールドカード免許を持参し、ラウンジで酒を飲むこともなく米子に到着するという一応の誠意は見せたものの、「私は最も危険なペーパーゴールドドライバーなので、運転するとやばい」旨をお伝えしたら運転しなくても良いとのお返事をいただきました❗️

ふー、あんしん。ありがたい!

よかったよかった。命は大切だもんね。ナビ操作&地図読み係に徹したいと思います。

 

米子空港から大山ナショナルパークセンターの駐車場まで有料道もなく、一般道を1時間ほどで到着。

 

こちらの駐車場のその先には日本海が見えております。

青空も多少は広がっているのですが、この裏側の大山側は真っ暗な雲で空は見えない。

そしてもちろん山頂も見えない…。

 

悲しいことに、今季私は多くの山行で晴れが望めない状況です。

うん10年ぶりに昨日、てるてる坊主の作成という非科学的な行為も行ったのですが、やはりダメであった。

目がキラキラしているあざと系のてるてるにしたが、あかんかった。

 

というあれで、夏山登山口からスタート。

登りは、ここから山頂までで3時間がコースタイムです。

 

ちなみに夏山登山口のすぐ手前の駐車場に「一木一石運動」の石置き場があり、今回はぜひお手伝いしたいと思って、小さい石をザックのポッケに忍ばせておいた。

 

 

大山の頂上(剣ヶ峰)は2023年10月現在立ち入り禁止になっているのですが、その理由の一つが崩落のようで、崩落の原因は人間が立ち入ったことによりもともと森林限界を超えた痩せた土地がさらに踏まれて植物が失われてしまったことが原因となりボロボロになっている…のかな?

(なので、ルールを守らず登山道以外に立ち入ることは、山を整備している方々をも冒涜する、とってもダメな行為です)

 

その荒れてしまった土地を再生させる行為のために、石を山頂に運ぼうというちょっとした運動が「一石運動」なのであった。

…しかし、体力的にあまり大きい石は持って行くことはできない…うぅぅ。

しかし8万マイルも100マイルからだから❗️小さくとも一歩ずつなのです。

 

 

出発時間としてはだいぶ遅い時間なので、我々以外に登っている人はほとんどいなかった。会う方は下りばかり。

最初はこんな感じできれいな紅葉の中をてくてく歩いていたのですが、だんだん小雨が降り始め、その後は普通に雨となり、私はここから山頂まで写真は撮っておりません。

 

「あー風が強い❗️」←しかたない

「レインウエア脱いだのにまた降り出した❗️どっちだ❗️」←天気はどうしようもない

「登山道は登り優先っていう概念は大山には無いのか❗️」←ルールでは無い、お互い譲り合いよ

「団体がいるからその後ろが全部渋滞しているのね❗️」←道狭いのでしかたない

「階段ばっかりで疲れる、なぜ階段をつくった❗️」←山の保全のため

 

…など、雨の中歩いていると文句しか出てこない。

そして、レインウエアのフードをかぶっているので聞き取りにくいため、声がめちゃでかい我々。

そのせいか、すれ違いざまに何人もの方が我々の会話に参加して行った。

 

↑昭和の時代にこういうキャラがいたが、今まさに私がそれか…

 

まぁいいや、そんな自分に反省して、失敗を次回にいかそう❗️

失敗は2回まではOK〜。

 

 

そんなこんなで無事、山頂です❗️

わーまっしろけですね❗️寒いのでさっさと山頂小屋に移動しよう。

そう言われるとピースが昭和感をだしておるな、と…。

 

ありがたいことに山頂の小屋には売店がある。

(ペーパー完備の綺麗な水洗トイレもある)

 

1000円札を使って、おはしとお湯付きで500円のカップラーメンを購入し、お釣りの500円は売店レジ脇の大山入山協力金の募金箱にinした。

 

募金箱にお金入れたら、こんな協力記念カードをもらった。

 

カードの裏側はこんなかんじ。

 

小屋で休憩させてもらうのも、トイレを使わせてもらうのも無料というふとっぱらな山だったので、その環境整備などに使われる協力金はそのお礼ということで、かおりポンさんと私の2人分でわずかばかりですが。

 

そして小屋の前には、下の登山口のところでポッケに忍ばせた一石運動の石を置くところがあったので、無事に置くことができた。

  • 一石運動で小石をはこぶ
  • 頂上の小屋の募金箱に、協力金でお礼

…と、僅かばかりですが協力できて嬉しい。

きっと登りでぶーぶー文句言っていたこの身も、これで綺麗さっぱり浄化されることでしょう。うふふ。

 

ハッ、それとこれとは別問題だった❗️

いやしかし世の中そんなことばかり、後悔することのない思慮を身に付けたい…。などとてくてく歩いていると、自然の中で自分がちっぽけなゴミのような…毒素が流れ出てしまう、そんな不思議なお山なのである。

ううう、モヤモヤと人生行ったり来たり。

 

さて、下山です。

つづく。