豊島園駅近くにある、ハリーポッタースタジオツアーという施設に行ってきました。
正式名称はちょっとよくわからないのですが、豊島園の跡地にできた、ハリポタの施設でっす。
前職のレディ達との飲み会に参加した時、ハリポタ好きな方々がこちらに行くという企画が立ち上がり、酔った勢いで私も行くことになった。
私はハリポタは実は全然見たことがなくて、前回2018年にロンドンのセントパンクラス駅からユーロスターに乗る時に9 3/4ホームに行ってみたことはあるものの、そこに行くなら映画見ておくかと渡航前にDLしたprime videoも結局帰国後に1回だけ見た…という体たらく。
シラフで考えると、そんな人間がここを楽しむことができるのだろうか❓という不安しかない。
しかししかし、予約時間の1時間前から入れるエリアでランチをしようということになったのですが、ここ、映画で出てきた感じだ❗️
…と、テンションがいきなり上がった。
なんかこう、全ての空間がハリポタな感じで面白い〜。
メニューは意外とそんなに高くもなく(オシャカフェくらいのお値段)、しかもけっこうちゃんと作られてて量もあって、悪くなかった。
私はギネス(瓶ビール)800円と、フィッシュ&チップス 1,500円にした。
…が、お友達さんが食べてたフライドチキンの方が美味しかったので、どっちかというとビールにはそっちの方がおすすめです。
チキン、スパイス効いてて普通に美味しかった。
フードコートの向かいにはショップもあり、ローブや杖も売ってた。
かなりたくさんの人がコスプレしており、実に市民権を得ている感じがした。
西武線沿いって池袋含めコスプレに対する寛容さが半端なく文化になっている感があるのですが、こちらの施設もそんなかんじでとっても楽しそうだった。
多いのは大学生くらいの年齢の人たちだったけれど、けっこう妙齢の人や、男性同士のグループとかも少なくなく、ローブ着てる人は実にたくさんいました。
他のコスプレと違ってハリポタのローブはカッコいいので着やすいのかも。
かくいう私も「次来る時は絶対にローブを着る❗️」と途中から熱く宣言してました。
ローブ以外にもブレザーとかも売っていて、けっこうちゃんとした制服だな〜と思ってみたら、なんとEastBoyのジャケットだった。
普通の高校の制服と同じブランドじゃないの❗️そらちゃんとして見えるわけだ…。
(ただし、こちらのジャケットは35,000円くらいしてた)
ローブは13,000円だったので意外とファンなら手が出る価格帯…と思ったのですが、amazonとかで検索すると5,000円くらいでローブとマフラーとネクタイと、というものも売っていて、私だったらそっちにしてしまうかも…。
↑こういうやつです。
コスプレするためにも、秋冬に訪れるのが良いかもしれません。
夏にこの衣装は着れない。マフラーなど特に。
そんなこんなで予約のお時間になりまして、入場❗️
10分ほどの紹介ムービーを見たのち、スクリーンがウイーンと上がり、出てきたドアを開けましたら、
ハリポタの舞台だ❗️
こんな感じの食堂です。ここ見たの覚えてる❗️
この施設は、ハリポタの世界を再現というのではなく、映画の舞台裏を一緒に体感しましょうという感じの施設なのです。
…なので、いろんな美術とかの制作背景の再現とかも数多く展示されてる。
撮影で使用した小物とかを再現してあったり、もしくは実際に着用した衣装を展示してあったり。
いろんな感じでミックスされてた。
何かアトラクションがあるわけではないので(アトラクションと言われるものもあるけど、ジェットコースターだとかそういうものではない)、美術館の、ものすごく大きな企画展を見に行くという感じかなという印象でした。
大道具や小道具の製作過程の展示もあったり、置かれている大きな舞台装置とかもすぐ裏側のベニヤ板の組み立てパーツとかもそのまま見えていて、普通だったらそういうのは見えないようになっているのが見えている時点で「世界に入り込む」というよりも「映画で作られた道具をわかってて見る」という展示なのですよね。
そう考えると、映画のためにここまでの規模の大道具・小道具・衣装などなど作るってすごいなぁという。
DIY好きにはたまらん、エイジング加工の過程とかも展示されてた。
実際に目で見ると、ちょっとやはり道具感は否めないのですが、そこに映像としての編集を加えるとこんなに印象的に変わっていく❗️という展示もありまして、大変勉強になる。
…というか、ものづくりがとってもしたくなる場所でした。
(ただし、これは流石に昭和の時代の人形の動きだろ…というレベルの展示もありまして、できれば本物と遜色のないレプリカをおいて欲しい気もしたのは否めず…)
そんなこんなで、途中のカフェでケーキ休憩しまして、結局6時間かかって全て見終わった。
結構疲れた〜❗️
夜になると、昼間は見えなかった入り口の印象。
通だなぁ、さっすが、窓と光と見えるものの関係とか絶対考えて作ってる〜。
…というあれで、ハリポタほぼ見たことない人間でもこんなに楽しめる場所なので、ハリポタ好きな人ならもっと楽しいかと思います。
次はちゃんと映画は全部見てから、衣装も準備してからまたこよう❗️と思いました。
池袋からも20分くらいなので、意外とアクセスも良く、おすすめです。
とっても楽しかった❗️
おわり。