山梨に出張があったので、帰りにサントリー登美の丘ワイナリーにワイナリー見学に行ってきました。
甲府駅から週末はシャトルバスが出ているのでその時間合わせて行って帰ってこようと思っていたら、車で出張に来ていた方が行きは送ってくださった。
ラッキー❗️
なんともオシャレなテラスからは、
甲府盆地が一望である。
(晴れてたら正面は富士山とのこと)
…というあれで、ゲストハウスで予約した見学コースの受付とお支払い。
今回は90分+4杯試飲の5,000円の一番充実コースにした。
(おひとりさま参加の私+2人組が2組の合計5名でした。案の定全員ワイン大好き感でてて、年齢もバラバラで良いメンバー構成だった。)
ワイナリーはとっても広いので、まずは丘の一番上にある展望台にバスで移動。
葡萄畑を一望なのである。
あと、八ヶ岳登りたくなった。出張でも思ったけど、山梨は本当にいいところだ。
6月のブドウはまだちっちゃい。
地球温暖化の関係で、今はこの畑で2番花を結実させ、1番花より1か月時期をずらして(涼しい時にずれる様に)ワインを作るという実験をしているらしい。
↑詳しくはこちら。
古木は根っこが深い地層にまで至っているから若い樹とは異なるミネラルを吸い上げ、同じ品種でも違う味わいになる…等々、なかなかブドウ栽培・ワイン作りって、とても理系な感じがして面白かった。
上記の副梢栽培も山梨大学の生命環境学部との共同研究らしく、世の中の大学で学べることって本当に色々あって夢広がります。
葡萄畑の見学の後は、熟成庫へ。
写真を見てお分かりかと思いますが、めっちゃ夏日で暑かったのですが、
熟成庫の中は13度って言ってた様な。
すんごく涼しかった〜。
最近のワインは、ブドウの品質が良いのでブドウ本来の個性を活かすのが流行っているらしく、樽熟成もほどほど、良いブドウに関してはあえてタンクで熟成(樽は樽で樽の味が付くじゃぁないですか、そのバランス)するのもあるそう。
ものすっごく品質最高峰な個性のある貴腐ワイン用のブドウは、樽ではなくタンクで熟成とのこと。
それなのに樽の香りの様なスモーク感❓もあってすごかった…。
さておき、
樽熟成のあとは、瓶で熟成。
そしてこちら、お値段つかない様な貴重なワインも置いてあった。
自分の年のワインとか飲んでみたい様な気もしますが、良い年になりましたので多分高くて買えない気もしますので永遠の14歳ということにしておきます。
見学のあとは、お待ちかねのテイスティング❗️
貴腐ワインは最後に冷え冷えのを持ってきてくれた。めちゃんこ美味かった。
今まで、貴腐ワインって甘いから好きじゃない〜とか思っていましたが、全然違った。
もちろん余韻は甘いのだけど、最初〜喉越しのあたりまではちゃんとした美味しい酒だった。飲んだら後味が甘い❗️そしてジュースみたいに甘ったるいのが残らない❗️うみゃい❗️めちゃうまである❗️
試飲したのは「貴腐ワインの入門レベルのもの」とのことであったが、1本12,100円であった…。
あーたいへん美味であった。
今度から、ちゃんと飛行機で貴腐ワインあったら飲もうと決意。
12月のクリスマスのヨーロッパ旅行の時は、貴腐ワインかどうかはわからないけども絶対デザートワインも飲むことにした。
(シャンパンより高いかもしれないので、貴腐ワインは無い…のか…?甘い酒に興味なかったから調べもしなかったが、今後は改めたい。)
実はワイナリー見学ツアーが終わってから、駅に戻るシャトルバスの時間まで1時間以上あったので「他に見るとこもないし大失敗…、仕方ない覚悟を決めてタクシーで帰るか…」なんて思っていたのですが、
ワインショップのテイスティングコーナーで3杯ほど飲んでいたら、あっというまに1時間が過ぎた。
テイスティングは、15種類くらいワインもあって、それぞれお値段が違うので(好みの金額をレジで)チャージしたカードを購入し、それで好きなだけ試飲可能。
こんなかんじ。
越後湯沢駅のぽんしゅ館の、ワインバージョンな感じである。
奥の部屋の方では1杯1,000円以上のプレミアムワインも置いてあったので、もちろん飲んだ。
ワインショップの一番奥の、暗くてちょい寒いエリアに、ひっそりと貴腐ワインやプレミアムワインが置いてあったのでした。
1杯1,000円の試飲は、これにした。うみゃい❗️
(普通の試飲のは1杯500円程度)
…惜しむらくはレストランが閉店中なことかなと思いますが(カフェくらいな売店はありますが)、もしかしたらそろそろその辺りも復活しそうな気もします。
ワイナリーって、個人経営的な小さいところももちろん良いのだろうけど、サントリーという超大手の葡萄畑もとってもよかった❗️
そしていろんな実験やワインを作っていて、遊び心もあってよかったー。
また飲みたい。
おわり。