私はビジネスクラスには乗ったことありません。
由緒正しい庶民ですので、先日乗ったプレミアムエコノミーも初めての経験でした。
(プレエコ最高に楽チンでした!これなら7時間くらいまでならOK)
で、こんど初めてビジネスクラスに乗るぞというわけで、超楽しみにしております。
わっくわくです。
よくビジネスクラスに乗っているような方のサイトを見ていると、ビジネスは普通、ドレスコードなんてそんなの無い無い!という雰囲気をたまに感じたのですが、庶民からするとビジネスに優先搭乗する人たちは庶民じゃ無いし、ビジネスクラスなんて超緊張ですから!
…と、思うんだけどなあ。
ということで、せっせことビジネスのお作法などをネットで調べたり、自主トレしたりしております。
こういう気持ちはきっと初めての時くらいしかないだろうから、せっかくなのでメモしとくことにしました。
1)参考 国内線プレミアムクラスのお客さんの服装
私が思う、国内線プレミアムクラス(国際線ビジネスクラスの参考にして)の人の服装は
50% 仕事の服(スーツ、もしくは準スーツ系)
20% ポロシャツとチノパン/デニム(+ジャケット類)
15% スーパーおしゃれさん(スマートカジュアルの見本のような)
10% ちょいダサな私服(学生のまま大人になった感じ)
5% 個性的な私服(ラップとかを歌いそうな人とか居た!)
…こんな感じです。
で、国際線ビジネスクラスだとスーツの割合が減ってポロシャツとおしゃれさんが増えるのかなと思っています。
で、女性の格好っていうのがまた難しくて、皆さんがどんな格好なのか思い出してみると国内線プレミアムクラスに乗っていた女性がそもそも少なくてですね、あまり参考にならなかったです。
仕事っぽい人は多少いたのですが、イメージとして年齢も洋服も「櫻井よしこ」みたいな感じでした。
私には恐れ多くてとてもできない…!
プレエコの人は、自分も含め普通のかっこうだったなあ。普段のエコノミーと変わらないまったり感。
後日談:
服装は、路線カラーに大きくよるのだと思いました。
リゾート路線とかはスーツはほとんどいなかった。ゴルフに行く時の格好みたいなおじさんが多かったです。
あとは本当に普通の格好だった。Tシャツとスニーカーとかも全く普通でした。
あと、プレエコの女性は年代問わずワンピ+カーデが多かったです。
2)結局、どんな格好にするか
ということで、いろいろと考えた結果、お仕事の懇親会(飲み会)に行くときに着ていって、気まずく無いような格好でいけばOKなんじゃないかな?って思いました。
ということで、私がおちついた格好は
- とりあえずジャケット(最重要)
- 毛玉の付いていない上着(シャツとかカットソーとか薄手のセーターとか)
- きれいめパンツ(ストレッチ素材だとヨシ)
- パンプス(女性はパンプス履いとけばどこでもOKな気がする)
- ストール(首に何か巻くとまとまりがいい上に、待合室であったかい)
- おしゃれのためにネックレスをする
こんなもんですわ。
ジーンズは正直微妙な気もしたけど、3日間の旅行中に普通のパンツやスカートだとシワや汚れが気になる。
が、ジーンズならなんか3日くらい平気じゃない?って思っちゃうマジックです。
だから下図ではジーンズにしてみました。
(ちなみに、正式な懇親会ではジーンズの人はいません…)
私は基本、ジャケットさえ着てればなんでもオッケー!
って思っています。
↑サンプルとしてこんな感じの洋服を検討してみた。
(ジャケットがだいぶシワシワになってきている…)
もー、これでダメならもう無理!着て行く服が無い!
ということで、こんな感じの服を検討中です。実際はその頃の気候と行き先に合わせて違う格好で行きますよ。
3)今までに感じた、お金持ちエリアと洋服の話
数年前に、お友達の家に行ったことがあるのです。旦那さんがIT社長で、都心のタワーマンションに引っ越したお友達。
で、そのタワマンには、屋上に住居者専用のバーがあるというので、そこに飲みに行きました。
タワーとかヒルズとかのキラキラの夜景が見れて、お酒はほぼ原価。さいこー!と思いつつ喜んでテラス席に移動してたら、「何、あんな格好でここに来れるんだ」という、一人で飲んでいた男性→バーテンさんの会話が聞こえてきました。多分わざと聞こえるように言ってたような。
…そこで、こーゆーとこの洋服って難しいなあって思ったのです。
勉強になった。
人の中身は見た目じゃ無い!というのはもちろんなのですが、TPOに合わせた格好ができない人は、やっぱり、サービス受けづらいかなと思う。
私は大した人間では無いけど、やっぱりちゃんとしたサービスをしてもらいたい。
いい気分でいれば人に優しくなれるし、怒ってイライラしている自分より、嬉しくてニコニコしている自分の方が好きだ。
(不機嫌になってしまうことも多いが…そんな自分に、よく凹んでおります)
サービスがとってもいい環境にある日本人は誤解しがちな気がするのですが、サービスというものは平等に受けられるものではなく、受けることのできる人が受けられるものである、という、考えを持っております。
これも人それぞれなのですが、私は結構本気でそう思っている。
だから、受けられるような人間に見られるよう、自分も日々礼儀正しくありたい、という感じです。
…というのは、まあ、真面目な言い分であって。
正直、誰だって自分の好きな格好すりゃーいいじゃん!って思います。他人なんて人のことは見てない見てない!
でも違うんだぁ、私がラフな格好をしたら、それは絶対ドレスダウンには見えなくて、ただのダッセー貧乏人にしか見えない!
だから、人前に出る時にはまともな人間ですよ(だから優しくしてという)アピールのためのコスプレをするのですよ…。ううう。
そんなことを、飛行機に乗りながら学ぶ今日この頃です。
ビジネスでどう過ごすか、乗ったことなかったから考えたことなかったけど、考えるとやっぱり勉強になり…ます…!
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などとまあいろいろ偉そうに言っていますが、私は初回の国内線プレミアムクラス利用時には山登りの時の格好で行きました。
まあ、バックパッカーみたいな格好です。
どんな格好がいいのか全くわからなくて、結局冬で寒かったから山ダウンとリュックという…。何故そういう方向に行っちゃうのか…ううう。
そんなダサダサな私に優しくしてくださった、ANAや、JR東日本のグランクラスの職員の方には感謝感謝です。
平等な優しいサービスって、やっぱり大事かもです。