- ソード・ソウル〈2〉朝開く一輪の花/青木 祐子
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オルフェルド族に伝わる幻の宝を求め、
アモン、レオンはフィン公国の辺境へ。
人を寄せつけない山上の断崖にはオルフェルド族の
末裔が住むという。
そこは花が咲き乱れる女たちだけの村だった。
ふたりの前に現れた美しい村の女王。
彼女もまた、黒い剣を探し求めていた。
山上に香る秘密の花園。
隠された過去の哀しい記憶とは!?
戦士の少女の思いをかけてレオンは…。
★★+
「ソード・ソウル ‐遥かな白い城の姫‐ 」の続編です。
前作ではいろいろとちぐはぐな印象を受けましたが、
今回はその世界観に慣れたせいか、
だいぶすんなりと読み切ることができました。
あまり複雑ではなかったからかもしれませんね。
フィン公国への出入りを許されたアモンは、
レアミカ姫に会うため、フィン公国を訪れようとするが、
お土産に幻の秘薬を持ち込もうと、辺境を訪れていた。
ところが、いきなりの奇襲に遭い、秘薬を手に入れ損なう。
一度、フィン公国を訪れ、レオンの協力を得て、
再び辺境の地を目指すことになるのたが―
今回の目的地は、辺境の地。
この地が、女だけで独自の生活を営む村なのです。
「ふしぎ遊戯」で登場するあの村を思い出してしまいましたが、
本当にあんな雰囲気だと思います。
この村に住む少女たちは、「戦士」になるか「裁縫」をするかの
どちらかの選択を迫られ、自分の意志で決めています。
戦士を選んだ者は、村の警備にあたり、
侵入者がないかどうか、森の中を見張り歩き、
石弓を武器に侵入者と闘う使命を負っています。
裁縫を選んだ者は、村の中で生活に伴う仕事を行い、
村の外に出ることはなく、日々を送っていきます。
そんな村に、アモンたちが訪れ、隠された秘密が
次第に明らかになっていきます。
かなりの美形と言われているアモンは、
女性と間違えられ、裁縫をさせられそうになるのですが、
それがあまりにも気の毒でなりませんでした。笑