病院は病気を治して『もらう』場所ではなく…

病気を治す『術』を教えてもらう場所。



日々、整形外科で治療に携わっていると


通院が日課になってしまっている患者さんや

先生が治してくれるでしょ?

薬が治してくれるでしょ?

湿布貼ったら治るでしょ?


そんな方々はとても多いです。



いつか、本気で患者だった時に教わったこと

そして、今も治療で一番大切にしていること


それは『依存させない』って事。



自分自身で自分の身体に気づいてもらう事。


そのためのお手伝いをする事。




治療する時間…數十分。。。

家で過ごす時間…23時間30分以上。。。

今まで過ごしてきた時間…数年〜数十年。。。



医者や治療家は神様じゃない。

生涯ずっと寄り添っていけるとも限らない。


もしも…頼れる場所や人がなくなった時…



治してもらえると思ってしまっている患者さんは逆に路頭に迷ってしまうんじゃないかな?


術者はそこを考えておかないと
いけないんだと思うんです。



自分の身体ですよね?


自分でつくってきた身体ですよね?


この身体でこの先を生きていくんですよね?
あと何年も何十年も。。。



このままで良いんですか?



どんな身体でこの先を生きていきたいですか?

そして元気になったら何をしたいですか?




今日、久しぶりに病院に行ったんだけど…


もう急性期は過ぎて、悪化しないといいなと思い念のためにと受診した私に先生が言った事。


『もう治ってきてるよね〜、このままいても自分で治すと思うよ〜。』


残っている症状に良いかな?
って漢方を考えてくれて

最後に言ったのが


『薬は飲まずに治す方が良いんだよ。保険で飲むのはやめてね!』


ちゃんとカラダの声を聞いてあげて

その声を無視しなければ

身体は治る術を持っているんですよね。


漢方飲んで、爆睡して、夜には復活しました〜
(*゚▽゚)ノ


山の様にさっさとお薬出す先生も沢山いる中で…
ちゃんと身体の事を考えてくれる良い先生だと思いました。


たまには患者になってお勉強も大事ですね!



思い通りにならずに翻弄されてしまっている
患者さんも



今一度、身体の声に耳を傾けて


大切にしてあげて下さい。




最後に自分の事を守れるのは
自分だけだって思うから。

私が八ヶ岳で爆睡してる間に撮られていた朝焼け
( ^ω^ )

生で見そびれました💦(^◇^;)