前進

幼すぎる
今のあたしじゃ
あなたに顔を
見せることも
できない、
もっと
成長できた自分で
逢いに行きたい。
いつか胸を張って、
あなたに伝えたい。
あの時
終わりにしたのは
間違いなんかじゃ
なかったんだってこと。
喜怒哀楽の心を
教えてくれたのも、
涙の先に笑顔が
必ず待ってると
言ってくれたのも、
全部全部、
あなただったから。
忘れることなんか
出来なかったけど、
ずっと遠く離れた場所で、
あなたの幸せを
願っていたから。
そうして
あなたを想うことは、
あたしの
支えでもあったから。
あなたとの想い出は
時にあたしを幸せにし、
時にあたしを傷付ける。
だから、
もう少し先の未来には
必ずあなたの前に
現れて言いたい
「ありがとう」。
泣きながら
言ってしまうかも
知れないけど、
それはきっと
そのすぐ先に
光が待ってるということ。