『坂の上の雲』ゆかりの地めぐり④ | スペイン巡礼

スペイン巡礼

普通のアラサー主婦がちょっと冒険する話。
好奇心だけを武器に勢いで旅立ちます。

午前中はお囲い池、松山東高、章光堂(愛大付属高)、松山地方気象台、平和通り、城北練兵場跡、旧・北予中学校(松山北高)と歩いてきました。

 

午後は道後に移動。散策開始~!

 

伊佐爾波神社

 

この脇のぐねぐね坂道を上がった先に土日や祝日、長期休暇時期に無料開放してくれる駐車場があります。

今日は残念ながら普通の平日なのでコインパーキングへ。

この神社を左手に見つつ少し走った辺りにある駐車場が平日限定で安い料金設定になっていました。

 

松山市といえば椿の花。この句を詠んだ河東碧梧桐も松山出身です。

 

いつも気になる建物。元妓楼だという話も・・・!

 

道後温泉本館

 

子規もお湯を楽しんでいます。夏目漱石の坊ちゃんでもお馴染みですね。

来年1月半ばから7年かけて改修工事のため2階、3階に上がるならあと半月しかありませんよ~!

 

つい先日、源氏物語の文中に道後温泉が出てきてびっくり( ゚Д゚) 歴史ある温泉が誇らしいです。

 

さて、ここから坂道を登ること10分、目的地に到着です。

 

鷺谷墓地

 

秋山好古のお墓がここにあるのです!

この看板脇の階段を登るのではなく白いアパートの前を通り過ぎた先の坂道を歩いた方が好古の墓は分かりやすい、と生誕地の方から教えてもらいました。

 

こんな道を少し行くと…

 

めっちゃ分かりやすい案内板が。

 

お墓を写真に撮るのは気が引けて遠慮しましたが、えっここが!? というくらいこじんまりしたお墓。

今でもお墓参りに来られる方がいらっしゃるようで墓前にはお酒の瓶が。好古の酒好きエピソードは坂の上の雲でも頻出します。私も持ってくればよかったー!!

 

この墓地には好古だけでなく秋山兄弟のお父さん(八十九翁)始め松山の有名人のお墓があります。

しかし思った以上に広い墓地で探す気力もおきず下山。

 

ちなみに墓地の横にも駐車場(有料)があるため直接来ることもできます。

 

いつも観光客で賑わう道後アーケードの入口

 

道後温泉駅

 

坂の上の雲に出てくる面々もマッチ箱みたいな路面電車に揺られて道後に来たのでしょうか。

そのうち道後~三津浜まで市電で乗り通してみたいな、、と思いながらも地元に住んでいると滅多に機会がありません(^_^;)

 

この道後の玄関口の程近くにあるのがこちら。

 

ふなや(鮒屋旅館)

 

坂の上の雲にも登場します。が、子規が自由民権運動の活動家の宿泊先である鮒屋におしかけた当時の鮒屋旅館は現在地ではなく道後温泉本館の南側にあったそうです。

 

ふなやは創業390年、江戸時代から続く道後の超老舗!友人の結婚式や昼の日帰りプランなどで何度かお世話になっており、私にとっては特別な場所です。

 

門から中庭をチラリ。ちなみに正門は反対側にあります。

 

いつか宿泊もしてみたいと夢見つつも市電と同じく中々きっかけがありません。

 

このふなやの門の向いにあるのがコチラ。

 

松山市子規記念博物館

 

入場料は400円ですがJAF割で320円。

 

ロビーでは子規、柳原極堂、夏目漱石の実物大パネルがお出迎え。

全員160センチ前後なので現在の感覚でいうと小柄ですが当時としては普通だったのでしょう。

 

博物館の展示は松山市の歴史と子規の生涯がメイン。

秋山真之が子規に送った手紙の展示もありました。

 

愚陀仏庵の内部が再現されています。

 

子規が亡くなったのは34歳。短い生涯に彼の成したことを思うと物凄いエネルギーを感じます。

うまれたからには日本一になりたい と子規と真之が語り合っていたシーンが思い出されます。

 

松山の歴史から始まりそれに続く子規に関する資料も膨大で、ひとつひとつ真面目に見ているといくら時間があっても足りないのではと思うほどです。私は午前中からの街歩きで疲れてきて最後の方は流し気味に( ;∀;)

 

それでも1時間半は館内にいたでしょうか。

疲れ果てたので〆の温泉にしましょう。

 

椿の湯

 

道後温泉の本館から徒歩2分くらい?市営の浴場です。観光客でごった返している本館と違い地元のおじちゃん、おばちゃんが世間話に花を咲かせる地元民の湯といった感じでとても居心地が良いです。

 

入場料も400円と安いのに清潔で広々とした脱衣場や使いやすいシャワースペースなどなど日常使いには断然コチラ。私も道後温泉に入りたくなったらココに来ています。オススメ!

温泉に入ると道後温泉本館のすぐ脇にある市営駐車場が1時間無料になります。

 

普段なら椿の湯に入ったらそのまま帰宅コースですが、身体が猛烈に甘いものを欲していたので寄り道することに(`・ω・´)

 

★六時屋さんのイチゴかき氷★

 

学生時代に先生が すごく美味しいから! とご馳走してくれた時、普段食べてるイチゴ味との違いに感動したのを今でも覚えています。シロップがしっかり甘いけどクドくないというか。

 

今回すごく久しぶりに食べたら、残念ながら味が変わってしまっていました。いや、もちろん美味しい、むしろ美味しくなってるんです!イチゴ感がしっかりあって爽やかな甘さで。数年前に松山に戻ってきて、あのカキ氷もまたいつでも食べられると思って来店しなかった私が悪いのです( ;∀;) 今の流行りはフルーツそのものが主張するシロップなんだろうな・・・。

 

などと少し落ち込みつつも、かき氷は間違いなく美味しいのでパクパク食べすすめ、火照ったカラダに甘さと冷たさが染み入りなんとも贅沢な気持ちに。

 

歩いて温泉入って甘いもの食べて。すっかり満足、今日はここまでです。

 

 

 

にほんブログ村 旅行ブログ 女一人旅へ
にほんブログ村