フランスの端っこまで | スペイン巡礼

スペイン巡礼

普通のアラサー主婦がちょっと冒険する話。
好奇心だけを武器に勢いで旅立ちます。

※旅先で書いていた日記をもとにブログをアップしてます。
上海までの記録はこちら。
出発の日。松山~上海|スペイン巡礼


5月12日夜。

上海でのトランジットでは予定の時間を過ぎても一向に搭乗が始まる気配がない。
そしてその説明の放送もない。
そのうちに空港内の店は全部閉店。

最後に読み込んだ写真-0
ゴーストタウンのようだ。


深夜1時も過ぎた。ものすごくお腹も空いていたけど、自販機は中国元のみらしい。

1時間以上遅れてやっと搭乗開始。
空港職員は、俺らだって早く帰りてーよ、とでもいいたげな顔で乗客を案内している。

翌朝、爆睡しているうちにパリのCDG空港に到着。

2012/05/12-1
天気が悪く寒い。


パスポートコントロールや荷物の受け取りなどに2時間以上かかり、CDG空港を出発できたのは9時半。
小雨降る中バスでオルリー空港に移動。
この空港間を走るバスを待つバスもすごい行列で、私のすぐ後ろに並んでた人は20分後のバスになってしまったようだ。
それにしても寒い。

13時半頃ビアリッツの空港に到着。
こじんまりしてなんだか落ち着く場所だった。

2012/05/12-5


バス停を探しに空港の外に出ると、私と同じようなザックを背負った2人を発見。

同じ巡礼者かな?と思っているとサンジャンに行くの?と話しかけてくれた。
香港からやって来たご夫婦とのこと。
一緒にバス停の時刻表を見て回ってそれらしいものを探すとバイヨンヌの鉄道駅へ行くバスは頻繁に出ているようでひと安心。
彼らと一緒にいると私と同じような旅へのウキウキ感が伝わってきてすごく嬉しくなった。

10分もしないうちにバスがやってきた。
バスの中からの景色に私はもう夢中。

2012/05/12-7


ガラス越しに見とれているうちにバイヨンヌ駅に到着。

2012/05/12-10
駅の建物もかっこいい。

電車の中では車窓の風景に見とれたり、となりの席の女の子(ドイツ人で、とっても美人だった!)と話したりしているうちに1時間の電車の旅はあっという間に終わってしまった。
巡礼のスタート地点の村、サン・ジャン・ピエ・ド・ポールの駅に16時半ごろ到着。

最後に読み込んだ写真-0
巡礼者でいっぱいだった小さい電車。


自宅からここまで移動にまる2日もかかることで、もっとクタクタかと思っていたけどワクワクする気持ちが勝っているのか元気いっぱい!

2012/05/12-14
迎えてくれた小さい駅舎。