最初は宗教って自分も怖かったです。

得体が知れないから。


宗教ってね


どんな風に自分がこの世を見ているか

どんなフィルターをかけてるか

どんなルールをつくっているか


簡単に言うとそんなこと。


『無宗教です。』

というのは、宗教団体に属していません。

という意味でさ。


一人一人の宗教は人それぞれが持ってる。


宗教が無いわけないんだよ。


自分の中の決まりごとや

自分の行動の動機にしていること

なんかが、

あなたの宗教。


行動を起こす(行動を起こさない)

その場の選択を

どんな理由でしているか

その元になっている考え方が

あなたの宗教です。



私は、

自分の宗教を決める時に、


宗教で核になる存在を

人それぞれが決めていいことにしたかった。


それをなんて呼ぶかは

人それぞれで決められるようにしたかった。


そしたら、宗教が正しいか正しくないかを超えられると思ったから。


他人の宗教をそのまま認められることになるから。


他人の宗教が自分の宗教と違った時に、自分の宗教を否定しなくても良いことになるから。


宗教は人の数だけあることにした。

事実そうだと思う。



さらに、

その仕組みを一番シンプルに説明出来るようになりたかった。

馴染みのある言葉で

頭が良くなくても

理解出来るくらいの

単純なものにしたかった。


自分の身近な暮らしに落とし込めるくらいに、算数の公式くらい単純にして、


ごちゃごちゃと自分の世界観を入れ込むのを避けた。


私には、私の世界観がもっとあるけれど、

もっともっとイマジネーション豊かな世界がそこにはあるんだけれど


それは別の話。


算数の公式が

スッキリして覚えやすくて

誰にでも使えるのと同じようにしたかった。


証明の仕方は多種多様で

どんな風にでもその公式を使っていいことにしたかった。





自分が

どんな情報に怯えているのか

どんな状況で何を感じるのか

どんな言葉でどんな気持ちを抱くのか


振り返ってみると、


あなたの宗教が見えてくる。


そしたら、やっと自分のことを客観視できます。


自分を知ることが自分を客観視することになるんです。


自分を知らないくせに、

自分の気持ちを見て見ぬフリをしてるくせに

他人の気持ちをわかろうとしたり

他人側の目線になって物を見ようとしても

他人を理解することには繋がらないよ。


自分を知って

他人とどこが違うかがわかってやっと

他人を知ることができる。

他人を知ると、さらに自分を理解できる。


宗教が人の数だけあって良くて

それぞれが違って良いって気持ちがいいよ。


反発するのは当たり前、

好き嫌いが生じるのは当たり前、

上手い下手、凄いしょぼいと感じるのは当たり前、

ジェラシーを感じて当たり前、

恨めしいと感じて当たり前、

相手を理解出来なくても当たり前、

相手にわかってもらえなくても当たり前、


違いがあってもいいというのは

違いを否定せずに好きになろうということではなくて、違いを見つけた自分を受け入れようということです。

だから、違う考えに出会ったときに腹が立つことを認めようということです。

それは嫌い、それは好きというのを認めようということです。






これを乗り越えてやっと、


自分の本当の理解者と

現実で出会えると思う。


私の道はまだまだこれからです。


私はこの宗教を大切に胸にしまって

少しずつ表現しながら

自分を知りながら

刺し子活動をやっていけたらと思います。



この土台があるから

私は自分の刺し子を受け入れられる。


周りには

凄い人沢山いるよ。

かなわないと思う人が沢山いるよ。

綺麗な刺し子も沢山あるよ。


でもそれらと違うからって

しょぼいと落ち込むことはあっても

自分の刺し子を嫌いにはならない。


劣っている刺し子を受け入れながら

私はしょぼい自分を受け入れていきたい。


時には自分を責めることも必要だったけど、

学びがあったなら

言い訳してないで

進もうよ。


ダメな自分を受け入れたくないとか

自分はダメじゃないと意地はるのもいいけど

ダメな自分はいつまでも置いてけぼりだよ




私の作品は

自分を思い出した人や

自分を思い出したい人

意地っぱりで自分を隠したい人

そんな人の心に響くと思う。

そんな人の御守りになりたいと思う。


どんだけ意地張ってても

自分を思い出したくない人なんか居ないもの。

それに、自分を理解するのは死ぬまで終わらない。だって自分と死ぬまで一緒だから。

ゆえに、思い出すのに遅いとか早いとか無い。いつでも、そこから自分と向き合える。


そして、今もいつでもいつまでも

自分と一緒にいると気がついたひと、

自分の声を信じることが楽しいひと、

カッとなったときに自分の存在を忘れたくないひとにも

響くような作品が作れると思う。




キラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラ

『月野瀬刺し子』第2幕開幕です。

(なんとなく私の気分です)

張り切って

材料のサンプルを取り寄せて見たりラブラブ

開業届をつくってみたりラブラブ

作品ラインナップを考えてみたりラブラブ

刺し子ツアーを計画してみたりラブラブ

低いけどワンステップ上がりました♪


張り切ったところで、

刺し子が急にうまくなるわけじゃないので、

相変わらず修行中ですもぐもぐ



【月野瀬刺し子】

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