今年も残り少なくなってきましたネ
2018年は刺し子をしようと決めた年でした
刺し子から何か得られることがあるような気がして
こうかな
あーかな
と
考えを巡らせた年でした
仕事を辞める
なんていう選択もしました。
辞めてみると
その店の一員という意味が抜けて
ただの私になりました。
役割を捨てて呑気に家で過ごしてみると
私が疎かにしてきた"暮らし"に立ち返る羽目になった
辛い時には目の前のことから目を背け
怖いからはぐらかし
面倒だからこんなもんでいいか
と地に足の着いていないような私が
ただ一つ他人に示せる看板を下ろせば
地に足のついていない自分にまた会うことになった。
だらしのない
役割を放棄した
孤独でつまらない自分に
自分を守るために
仕事についたことを思い出した。
つまらない自分を少しでも
ましにするように
他人に自慢できる技術を得たかったことを思い出した。
ただ
もう少し欲が出たんだと思います。
他人に認めてもらえることを体験したら
他人に認めてもらっていても
心の底では自分自身を認めていないから
虚無感があったんだと思います。
自分を認めたい
刺し子がしたいとか
好きなことがしたいとか
は表向きで
本当は自分を認めたいと感じていたんだと思います。
目を背けるくせがついているから
どうすればいいのかは
わからないけど
結構認めてるつもりでいたのに
こうしてほんとに孤独になってみると
のしかかってくるような
不甲斐なさでいっぱいになりました。
何か役割をもっていないと
"暮らすって"どうやるんだっけ？
という始末。
来年の目標は"自分の暮らしを確立する"にします。
何かに属することによってしか
自分を律してきたことがないから
何にも属してなくて何にも邪魔されない環境をせっかく手に入れたので
自分本位の暮らしをすること
その時間の使い方にケチをつけない自分になりたい。
今年の初詣でひいたおみくじをひっぱりだしてきました。
ひそみ居し
ふちの龍らも
時を得て
雲井に登る
かげのめでたさ
新年早々に
素敵なおみくじを引いて
とっても嬉しかったのを
覚えていました。
一般的にいう
出世
とは違うけど、
色んな新しい出会いもあったし
こうしてブログを続けていることも
"月野瀬刺し子"という名前を
自分につけたことも
前進したといえばしていました♪
私を見つけてくださった方々、
私にはまだまだ学ぶことが多く
人間的にも
伸び代が多いです
月野瀬刺し子は
予定もなにもありませんが
自分の"暮らし"と共に
確立していけたらいいなと思います
2018年
大変お世話になりました
奈月