足踏み中の春さん
いったいどうしたのでしょう。寒いったらありゃしない。といっても、この辺りでは、梅も満開のピークを過ぎ、そろそろ散り始めています。春という季節が苦手だと、自身のサイトでもずいぶん書いてきたのですけれど、どうして嫌いになってしまったのか、考えてみました。うきうきするようなキモチになれなかった昔のことを未だに引きずっているとかないとか、そんなことはさておいて。まず、こころが落ち着かなくなるのです。ざわざわするっていうんでしょうか・・そんな風です。芽吹きの季節は、ジブンのなかの何か・・それが何かはわからないのですが、たぶん、普段はあまり感じないようにしている根っこに近いところの、イヤな感覚が一気に噴出しそうになるのです。それは、からだにも現れたりして、体調も不調だったり、頭痛がしたりと正直なものですねぇ。いずれにしても、毎年この時期になると、どうか無事にやり過ごせますようにとお祈りしたりする始末です。GWは、仕事柄休みではないので、今年も飛び石でしか休めないだろうなぁ・・。だけど!釣りに行きたい。ゆきしろが落ちるころ、イワナが遊んでくれるといいのですけど。
オークションの罠
熱くなったら・・ダメなのよ!そうですね、そうなんです。オークション、ときどき覗きます。近頃は、個人のフリマ感覚というよりは、業者さんの出品ばかりが目に付くようになりました。それはそれで、専門の方から買うのだから安心なんですけれど。よーく観察していると、梃入れというのでしょうか?明らかにへんな価格つり上げがあったり、その人が出品していたはずのものが、一旦落札されたものの、そのときの落札者でなく、違うIDから再出品されていたり、いろいろあるわけです。自分が着ていた物で、色目があわなくなったり、整理しようと思ったりで出品されている個人のひとの物に、滅多とお目にかかれないような着物や帯があって驚くときも。やっぱり、目の利くひとはいるわけで、ちゃんと高値で落札されていきます。手に触れないままで入札するリスクは、かなり高いとは思いつつ、掘り出し物に巡りあうかもしれないと、少ない情報や画像とニラメッコしながら・・・軍資金の少なさを嘆きつつ、自ら罠にはまるってのは、いったいどうしてなんだろう、なぜなんだろう。
幸福な食卓
我家の食卓は円卓である。Φ120cmもあるまぁ~るい木は、それだけで存在感があり過ぎて、ときどき辟易するのだった。sunaさんの記事を読み、ずっと気になっていたこの本をついに注文してしまいました。しあわせの鍵になればいいな。いくつかの書評を読みながら、円卓ながらなぜかトライアングルとなった椅子を数え、ホッと胸を撫で下ろすあたし・・。
それにしても・・・
さっぱり。。わからにゃい。ジブンのサイトも丸5年が過ぎ、友だちの会社のWEBデザインをしたり、勤め先のHPも管理しているというのに・・だ。ブログの機能を使いこなせるんだろうか。わかんないことだらけでオロオロするも、弄くって覚えるタイプなあたし。トラックバックって、いきなりしてもいいものなんだろうか・・見知らぬひとの記事に。うーん。
解禁なのであります
大好きなムック版季刊雑誌である税込1,800円は安い?か高い?か。これで、釣りに行ったようなキモチになれるんなら、安い!!!そして、春号の「希望の里暮らし」の連載は、写真もピカ一であった。あぁ・・イワナちゃ~~~~~~~~~~~~ん♪♪
- 著者:つり人イロイロ
- タイトル: 別冊つり人 渓流2005春号
呉服屋さん、ゴフクや、互福でっせ
着物さえきちんと畳めん子に、着物商いなんかさせられまへん!私に着物とは何ぞやを教えてくれた人のひとりは、京都でも紬もんが専門の問屋さんで、長いこと勤めた方でした。縁あって、そのNさんに出逢い、おかげさんで、若いうちからええもんばかりを間近で存分に見せてもらえ、随分と目が肥えました。新入社員が入ってきた時期、ひさしぶりにそこを訪れたとき、若い子が、着物畳む姿を見ていたNさんは、最低限のことやけどと言いながら、「着物を畳む」ということの大切さを教えてくれました。織物に纏わる哀しい昔話もたくさんお聞きし、織子さんの苦労も、そのNさんから教わって、目の前にある一反の布が、それまで以上に愛おしくなったものです。相互に福が来るような商い、お客さんも売り手側も、納得がいく買い物やったと思えるか否か。大手チェーンの商いが悪いとは思わないけれど、薄利多売の恩恵にもあずかりたい時もあるけれど、ホンマもんというのは、肩書きがなくても、光ってるんですよねぇ。特に帯は、締めてみると歴然とした差があるし・・。未だにわからないことも、まだまだたくさん。