月野組の皆様。







私達はいつか出会う事になる。




実際に私達は会う事ができる。私とあなたは。









私達は実際に出会い、とても感動することでしょう。喜び合うことでしょう。





でも、私達にはまた朝が来る。それは「明日」だ。





出会った夢のような時間の後、そのすぐ後に明日がくる。





明日というのはとても力が強くって、全てを過去にしてしまう。





私達が出会って抱き合ったことも、過去になってしまう。






夢から現実に押し戻される。






その時、「私達は出会うだけではだめだ。」と言うことがわかる。






なぜなら、残念ながら感動や余韻は長くは続かないからだ。






感動や喜びは「感情」であり、人間の感情はすぐに変わるものだ。








だから出会った感動を「力」に変換する必要がある。






それはとても難しい。出会った直後は力がみなぎっている感覚がものすごくある。





でもそれはその場だけの力であり、それは過ぎ行く日々に、まるでなかったかのように消されてしまう。





現実に、生活に、私達の感動は薄れていってしまうだろう。








失われやすい感動と余韻を、いつまでも抱えてはいられない。





感動をもらうだけではだめで、それを生きる力に、希望に変えていかなければいけない。





私はみんなに出会えたら、そのとき感じた感動を、力に変換しなくてはいけない。





受け身ではいけない。





明日の先も、自分の人生は自分しか歩いてくれない。代わりに歩いてくれる人はいないのだ。










感動の維持は難しい。それなら、感動を「力」に変えて維持する。






私の場合は、感動や喜びを「勇気」と言う力に変える。





そして実際に勇気を出して行動してみる。本当に自分がやりたいこと、やるべきと思う事を、誰になんて思われようとやる。





そしてそれが成功したら、それは更に大きな力となって、さらに勇気がでる。






その時に「感動」を「力」に変えられたという実感があるように思う。





そしてその実感こそが力だと思う。







もちろん失敗することもあるだろう。勇気を出したのに恥をかく事もあるだろう。






でも、力を手に入れるには覚悟が必要だ。覚悟なしで力は得られない。






少なくとも、本当の力を手にする為には。





維持出来ない感動を維持出来るものにする為には、痛みも伴う。





でもだからこそ価値がある。








理想は、手に入れた力を好きな時に出し入れできるようになる事だけど、そこまでにはまだまだ至らず。





まだまだです、あたくし。









感動や余韻はいつか消える。






でも一度力になったら、そう簡単には消えない。







私達は出会った後、「自分の力で生きて行くんだ」と、強く思わなければいけない。






出会って終わりではない。





本当の力を、私達は手に入れるのです。












愛する月野組の皆様.










月野組の皆様からいただいた感動や喜びを、実際に力に変えた月野の姿がコチラ!
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$人間合格! 月野恵梨香による筆記