先日、ツキネコカフェに入居した
オリエンタル幸(こう)ちゃん 5歳の男の子
昨年秋に飼育継続が出来ない旨を、息子さんから相談を受けていた案件です。
高齢のお母さんが飼育していたが、具合が悪くなってしまった為ツキネコへ託したいとのことでした。
ツキネコ北海道では、飼育放棄や飼育継続困難など飼われていた猫の引き受けも多く、今回も息子さんと連絡を取り合っていました。
そんな中、入院されていたお母さんが一旦退院された際に、幸ちゃんと一緒に暮らしていきたいと希望が強くあったとのこと。
私たちとしては、飼えるギリギリまでは一緒に居て欲しいと思っています。
札幌から遠く離れて暮らす息子さんが行動され、【愛猫と暮らせる施設】に入居することになったと連絡がありました。
札幌市内にもペットと暮らせる施設があることに驚きましたし、お母さんの願いを叶えてあげて最期の日まで幸ちゃんと過ごすことができたとのことです。
当初は飼育放棄の相談でしたが、『永年後見制度』でお手続きをしておきたいと要望がありご契約をいたしました。
面倒が見られなくなった際、幸ちゃんを安心して託したいご本人とご親族の想いからしっかり考えてくれました。
その後、施設にご入居後、ほどなくしてお母さんは天寿を全うされます。
連絡を受けてすぐに札幌市内の施設へ向かいました。
職員の皆さんもとても大切に面倒見てくれていたのが伝わります。
市内にこの様な施設があるのを知らなかったので本当に驚きました。
わんちゃんも入居している様でした。
施設内には可愛いオブジェが。。。
職員さんがお部屋から連れてきてくれるはずでしたが、、、
やはり気配を感じて幸ちゃんが逃げ惑っていた様で、捕獲がなかなか難しそうでした。
流石にお声がけして怖がらない様に迅速に捕獲させていただきました。
綺麗な男の子なのですぐに決まると思いましたが、1ヶ月ほど
ツキネコで生活していました。
この数か月で目まぐるしく幸ちゃんの生活環境は変わりましたが、お母さんと最期の時まで一緒に過ごすことが出来たことはきっとご本人も、親族の方も、幸ちゃんにとっても良かったと思います。
飼育を引き継ぐ方がいない場合のペットの行き場に困る方にとって、最適な場所の確保に悩まれる方も少なくないのではないでしょうか。
少子高齢化、単身者世帯の増加により犬や猫の飼育数は伸びています。
今後は、ツキネコで稼働している『永年後見制度』やペット後見、ペット信託などが必要不可欠になっていくと思います。
安心して託していただける場所づくりを目指していきたいと考えています。
幸ちゃんは、現在お声が掛かりトライアル中です。
ずっとお家で暮らせるよう、トライアル先でも甘えさせてもらいケアもしていただいてます。
とても優しそうな方のお家へ出発したので、このままずっと暮らせると私たちも嬉しく思います。
保護シェルターよりも家庭で暮らすことが何より幸せだと信じています。
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ツキネコ北海道では、現在飼育している猫ちゃんの行く末に悩まれている方からのご相談をお受けしています。
『永年後見制度』として、現段階でツキネコ北海道とご契約を交わして猫の行き場を確保してもらう事で、安心して愛猫との生活をしてもらえます。
ご契約を交わすにあたり、しっかりとご説明しますので、まずはお電話にてお問い合わせくださいね。
011-641-8505
吉井・滝澤まで