月見記 -2ページ目

くらげ


はわ はわ はわ

くらげは なにもかんがえていない

なみに もてあそばれて よこになったり さかさになったり

それでも はわ はわ およぎつづける

うえへいこうが したへいこうが

おかまいなしに はわ はわ

くらげは

じぶんがなにものなのか

なんのためにいきているのか

そんなこともおかまいなしに

ただ いきることを 

いきている 

はわ はわ はわ はわ

本の威力

先日、帰宅途中に東横線が止まり、
駅で4時間待たされるはめになった。

信号故障とのことだったので、すぐに動き出すだろうと
乗客はいつものごとく車内で待っていたのだが、
30分経っても、1時間経っても、
運転再開の見込みはたっていないとのアナウンスが繰り返されるばかり。
振り替え輸送がはじまったこともあり、
乗客がだんだんと減っていき、
気がつけばほとんどが座席に座っているくらいの人数に。
そこでふとあることに気づいた。
いつもの電車の中の情景と違う。
スマホをいじっている人よりも、本を読んでいる人の方が多かったのだ。
かくいう自分もそのひとり。
さらに時間が経つとその傾向はさらに強くなった。

理由はふたつあるように思った。
ひとつは、スマホのコンテンツは長時間やっていると飽きるのではないかということ。
さらにそうしたコンテンツに親しんでいることにより、
その人の性格も飽きやすくなっているのではないかということ。
だから長時間待つことができずに、
遠回りの振り替え輸送を利用したり、人によってはタクシーで帰ったり、
或いは時間をつぶすために飲みに行ったりしたのだろう。
もちろん、悪いことではないし、かえって効率的でいいという考え方もできる。
4時間も待つ方がバカかもしれない。

もうひとつの理由が、本には人を集中させ、時間を忘れさせる力があるということ。
自分自身も、冷房が効きすぎていて、寒くて本から顔を上げたり、
弱冷房車へ移動したり、といったことはあったが、
本の内容に集中している間は、時間の経過はさほど気にならなかった。
人によっては無駄な時間と言われるかもしれないが、
読みたかった本を集中して読めた充実感はあった。

世の中には本好きもいれば、そうでない人がいることもわかってはいるが、
本好きとしては、やはりたくさんの人に本を読んでほしいし、
本にはそれに応えるだけの力がある。と知った4時間だった。

がんばれ、本。

24時間テレビの師匠

今年も日本テレビの24時間テレビが終わりました。

熱心にずっと見ている真面目な視聴者ではありませんでしたが、

まあまあ頻繁にチャンネルを合わせて拝見しました。

義足で100m走に挑戦する男の子が出てきたり、

耳が不自由な子たちと車椅子の子たちがいっしょにストンプをやったりと、

世の中にはいろんな人がいて、

そのひとりひとりが、ひとつひとつの人生を生きているんだっていうことを

楽しく、感動的に教えてくれる番組があるのは、まったくもっていいことですね。

しかも、何がいいって、視聴率を取れてるのがいい。

何が大切かって、たくさんの人に知ってもらうのが大切ですから。


番組の中で「師匠」と呼ばれていた、

心臓に疾患があり、何度も生死の境目をさまよった男の子がご両親への手紙に

「 ぼくを産んでくれてありがとう」と書いていました。

そうなんですよね、どんなに苦しいことがあっても、

どんなハンディキャップがあっても、

この世の中に生きているっていう、

そのことほど、かけがえのない、素晴らしいことはないんですよね。

ありがとうございます。 師匠!

柳原良平さんのご冥福をお祈りします。

柳原良平さんが亡くなりました。

8月17日、お誕生日の日だったそうです。
誕生日には退院してサントリービールが飲みたいとおっしゃっていたとのこと。
お弔いの意味を込めて、プレモルのプルトップを開けました。

柳原さんとは15段の新聞広告のコピーに絵をつけていただいたのが、最初のご縁でした。
住宅関連の会社の広告だったので、
こどもが想像する夢の家をコピーにし、柳原さんに送ると、
毎回、予想を超える絵が送られてきて、なんとも楽しい1年間でした。
その際は原稿のやりとりだけあったのですが、
コピーライターを見てみたいと個展に呼んでいただき、ご挨拶をしました。

それから数年後、七福神を絵本にしたいとのお話があり、
文章を書かせていただくことになりました。
おかげさまで、その後も2冊の絵本をご一緒させていただくことができました。
本が完成した時には、横浜のグランドホテルでお会いしたのですが、
その時にはジントニックをおいしそうに召し上げっていました。
ですので、ビールの次はジントニックにします。

柳原さんは、父と生まれ年が一緒だったり、
息子さんの高校が、私の母校と同じだったりと、うすいご縁でつながっていたのかもしれません。

ずっとご病気を抱えていらっしゃいましたが、
この5月にも個展を開催し、新作も何作かありました。
創作することこそが、生きることである、真のクリエーターでした。
三途の河の向こうでは、閻魔さんと仲良くするのだとおっしゃっていたそうです。
きっと今頃は、閻魔帳に絵を描いていらっしゃるのではないでしょうか。

心よりご冥福をお祈りします。 合掌。

謹賀新年

あけましておめでとうございます


小著「どんぶらどんぶら七福神」の柳原さんの絵が
横浜市金沢区の七福神巡りのPRのお手伝いをすることになりました。
ご近所の方、このお正月にいかがですか。
お近くのランナーの方もぜひ。7カ所まわって9km。
ちょうどいい走り初めになるとおもいますよ。
http://www.city.yokohama.lg.jp/…/03ho…/2014/shitifukujin.pdf