昨日の本の感想を書こうとしましたが、元モデル上司が今日キレた事を綴りましょう
全欧を含め世界中にお客様がいるウチの会社は、売れていない部門は売れている部門に助けて貰って継続している状態です。
私のいるところは売れてない部門で、社員は次々と辞めていくのに代わりに雇えないから、その負担は元モデル上司にのしかかってます。
数ヶ月前からシステムのアップデートを始め、元になる様々なモノを私が準備してました。その中である「一つの単語を変更してくれ」と上司が画面の向こうで話出しました。側から見ればたった一つの単語ですが、その裏には何十、何百もの手直しが必要なんです。
私は会社にいて、上司はテレワークで、こちらはヘッドホンをしながら話してました。
「今になって変更なんて大変過ぎるからしたくないです。どうして3月に言ってくれなかったんですか?」
この言葉で上司がキレました
でもね、目の前で怒ってるのは画面の中の人間なんですよ、テレビの中で怒ってるみたいな感じ。私はヘッドホンを投げつけたい気持ちは抑えて無言になりました。
・・この人、そのうち精神壊すかも。・・
やがて怒り狂った上司が落ち着き、ほとんど言葉を発しない私にやっと気づいたようです。
無言って、喚き散らすより怖いんですよ、知ってます?
一旦、ネット会議は終わりましたが、猛省した上司はしきりにメッセージを送ってきて、
「もう一度話そう、1時間後にブース(電話ボックスのような部屋)でまたネット会議をしよう、受け入れてくれるね?」
何故ブースに私が行かなきゃならないわけ?もしかして、こっちが怒り狂ってそれが回りの社員に聞こえちゃうから?
なかなか返事をしない私に更に不安になったらしい上司。何もあたしゃ、モンスターじゃないんだよ。
ここまで上司が下手に出るのは、そのシステムが彼にとってすごく重要で、今のところ、社内で私しかやってる人がいないからでしょう。マニュアルは作っているから他の人がやろうと思えば出来るはずですが、人手が足りない。
2度目のネット会議では、私を褒めまくってて、わざとらしーと思いつつ、
「もう忘れてるから大丈夫ですよ、あなたも大変なのは分かってます」
と、10歳以上も歳下の元モデル上司を慰めていました。
水樹の上司と言うのが可哀想でございますわ。