久しぶりのアメブロです。

どうしてもこの気持ちの吐き出しどころが欲しくて舞い戻ってきました💦

 

今年のコナン映画…昨年の映画の予告を見てから本当に本当に楽しみに生きてきたわけなのですが、正直ここまで情緒をぶっ壊されるとは思わず人生初2回映画をキメてしまうほどには衝撃的でした。

 

私はキッドガチなファンです。

正確には快斗くんのオタクなので今回彼の、高校生・黒羽快斗の表情が大きく描かれている部分に大変心を揺さぶられてしまい、なるべく映画館では抑えていましたが要所要所思わず声が出そうなレベルでした。もちろんキッド関連だけではない所でも大興奮のシーン盛りだくさんで、本当に青山作品のファンでいてよかったと心から思います。

 

ここからバリバリの映画内容に触れた感想と個人的な叫びと長々とした独り言となりますので、まだこれから映画を見られる予定の方は重々注意していただければと思います。

 

①導入部~オープニングについて

私の過去のブログ記事をタイトルだけでもご覧になった方がいればお察しかもしれませんが、私は乙女ゲームにはまっていた時期があり、特に『薄桜鬼』という乙女ゲームが流行していたころに一番触れていました。

この『薄桜鬼』は新選組やその時代背景をテーマとしたゲームで、もちろん『100万ドルの五稜星』で登場した土方歳三もメイン攻略対象のキャラクターとして出ています。コナンに登場した土方さんは今を時めくイケオジ声優・津田健次郎さんが担当されています。一方『薄桜鬼』の土方さんは三木眞一郎さんが担当し、この方はコナンではいわゆる「警察学校組」の一人・萩原の担当声優さんですね。『薄桜鬼』には新選組のほかに、ゲームオリジナルの敵キャラ(このキャラも攻略対象)・千歳が登場するのですが、この千歳の担当声優が津田健次郎さんなのです。『薄桜鬼』のファンであれば、土方歳三から千歳の声がするというなんとも複雑かつニヤリとしてしまう展開です。ちなみに後に出てくる沖田くんは新選組の沖田総司の子孫という設定ですが、彼の担当声優である遊佐浩二さんは『薄桜鬼』では原田左之助を演じていますのでこちらも個人的にやけるところ。

 

予告にあった平次VSキッドの立ち合いのシーン。

コナン映画名物の嘘予告かもしれないという予想を裏切り、しっかりバトってキッドのハットが切られるシーンが用意されていました。しかし顔認識まではされないだろうと思っていましたが、平次にばっちり新一にそっくりだということがばれてしまったので正直驚きました。コナンは映画と原作のつながりがバッチリあるので、こういう描写があると本当にどんどんコナンが佳境に向かっているという感じがありますし、コナンと『まじっく快斗』(以下、まじ快)の世界の境界が交わってきている感がすごい。私は両作品はそれぞれ独立しているとは思っているのですが、ここまで関わり合いが出てきた以上は最終面以外は平行に進んでいく形でも全く異論ない派閥ですので、ここで平次がキッドの素顔を見たことがコナン原作でどう関わってくるかが楽しみです。にしてもあの刀の柄を咥えるキッドのシーンはかっこかわいかった!

 

オープニングは和風ゴージャスといったメロディが印象的。ステンドグラスや和室の演出が凝っていました。

平次とキッドの紹介シーンは龍虎をバックに描かれていて、今回の二人の関係性が対比されていたのでしょうか。

 

②福城聖登場~狐面襲撃

今映画でトップレベルで話題になっている一角、映画オリジナルキャラの福城聖くん。

正直私はそこまで刺さったキャラではありませんが、刺さる人には貫通レベルで刺さるなと感じたキャラでもあります。道着がまずかっこいい…ってか作中ほぼ道着だったので道着着てたところしか思い出せないレベルです。そしてタレ目で担当声優松岡禎丞さんですからね、しかも医大生!そりゃ人気でない方が変です。でもいくら和葉ちゃんが可愛くていい子でも初対面の女の子いきなり名前呼びして翌日にはデートに誘うのはなかなか色々強いなとコイツとも思いました。

あと久々登場の沖田くん。私一応アニメのYAIBA!は履修しているんですが、沖田くん登場前でアニメは終了しているので詳細は知らないんです。でも担当の遊佐さんの京都弁が小気味よくて好きですし、明るくてちょっとお調子者っぽいところがいいですよね。

 

そして待っていました(?)おなじみの殺人事件。不謹慎ですがコナン映画は一件でもコレがないと、ねぇ。

最初に出てきた日本刀の鍔からして妙な形状だったのでこれらがなんらか暗号とか重要アイテムになるんだなとは予測できましたが、星型以上に残りの刀の鍔はへんてこでしたね。私刀剣乱舞も少々かじってるのですが、作中度々脇差という言葉が出るので、実は土方さんのあの刀が…!?と邪推も考えてしまったものです。

川添刑事については登場の最初からちょっと違和感をおぼえたんですが、なにが違和感なのかわからないといいますか妙な感覚がありました。ゲスト声優・大泉洋さんが声を当てていることはすぐわかりました。演技については結構上手だなと素直に思って、でも既視感のような変な感じがするなと。話が進むにつれて怪しい行動がちょいちょい増えて「なんなんだコイツ」感が増していきました。今思えばあの時のアレは!と思えるとこがたくさんあって、よく作りこまれた映画だと感じます。

武器商人カドクラ登場。いかにもな悪役面の悪役ムーブで少し感心しつつ笑、真昼間からどうどう中森警部に扮して現れるキッド様。さすがに私は最初普通に中森警部と騙されてたので、カドクラやるなぁと思いました。小舟に身を潜めるキッドの哀愁の表情と、言いかけた言葉にそうだよな、君は宝石以外盗むときいつでも誰かのためかお父さん関連だもんな…と地味に胸に来るものがありました。そして狐面の強襲からキッドを守る平次とコナン登場、熱いです!そこからの列車内でのなんかゆるめの3人の会話パートが…個人的にすごくお気に入りです。こんな近距離でコナン以外とキッドが顔つき合わせてじっくり会話したのなんて初でしょう。それが平次っていうところもすごくいい。過去にアニメオリジナルで探偵団と快斗が同行してた話はありましたがあれは一応新一のふりしてましたし、キッドの恰好でってのが味噌です。座席に座って事と次第を話しマジックで手遊びしている時点ではまだキザな怪盗のポーズでしたが、吊革につかまってだらりとしているところは快斗くんの部分がちらりと出ていたし、その次のコナンとの会話は素での喋り方になっていてより普通に高校生なんだよな、と感じられました。コナンとは本当に紺青を経てより一層絶妙な距離感というか、しっかりとした一線はありつつもそこさえ踏まなけりゃ大丈夫って関係が本当に好きなんですよ。同じくらい白馬くんとの関係性も好きなんですが、今後はここに平次も加わってくるのかと思うと小躍りしたくなります。

そしてキッドが去ったあと平次がキッドの素顔についてコナンにきくシーン、あれは最後の「秘密」に関連してか何か思うところがあるような返し方でしたが…これについては川添刑事の件も含め最後に存分に語っていきたいと思いますので。

 

③福城家~聖逮捕

まさかキッドが沖田くんに変装する日がくるとは。まぁ映画に沖田くんが出るとわかったときからそんなことも起こるかもと思っていましたが、コナン達を騙すためとかではなく一緒に堂々と調査するのに加わるためにするとは想像していませんでした。他の映画でいう新一の変装の時同様ですね。沖田も声は違うけどそっくりさんなので髪型と声と肌色くらい変えれば簡単に化けられそう…変装の省エネでしょうか?ばればれの言葉遣いはわざとだったのか単に方言苦手なのかわかりませんが、どすえは男性が使うイメージはまずないんでは…コナンも平次のフリしたときの件があるので後者かもですね。

お饅頭食べるキッド…もうほぼ表情的に快斗ですが非常に可愛かったです。紺青のときのVS京極さんで瞳孔かっぴらいてた時思い出したらギャップがえぐい。お茶飲むところ湯呑両手で持って飲んでハァーって一息ついてんのも気抜けてて面白い…ここで「ん?お茶?」と引っかかったんですが…まぁこれも最後で。

六本の刀の謎解きのシーン。構造について説明するとこで目釘とかって専門用語が出てくると「これ刀剣乱舞の自主学習でやったところだ!」となりました。オタクは妙に多方面に知識を持っている場合ありですよね、日本刀の種類や構造しかり土方さんの豊玉発句集しかり(さすがに入っている俳句全部知ってはいませんが)。月のヒントに気づくキッドはさすが「月下の奇術師」、しかし標準語に戻ってましたね。あわててどすえ~ってつけるところみると本当に京都弁は苦手なんでしょう。

神社から怒涛のカーチェイスへ。ここのシーンがもっとも争奪戦っていう感じでした。そして突如颯爽登場するバイクにのったかっこよすぎる聖。悪党たちを木刀で迎え撃つところはまさに貴公子。コナンたちを手当てするシーンは冷静さと優しさが垣間見えて魅力的です。しかしなぜか突然の逮捕で急展開へ…さすがに殺人犯ではないだろうとは思いましたが、複雑なことになってきたと感じました。

 

④大悪党カドクラ~阿笠博士&探偵団道入り

良衛誘拐。病人を無理矢理連れ去るなんてなんて極悪非道なんだ!と憤りつつ、コナンと平次が割に落ち着いているのでお前らはもっと心配したらんかい!と心の中でつっこみました。まあこの時点では宝の在処を聞き出すために連れていかれたとわかっているし、殺されてはいないだろうと推理して落ち着いてるんだとは思うんですがね。

そしてカドクラの斧江拓三襲撃。もうここは本当に本当に情緒がぶったたかれた、個人的に今回の映画の中で1,2位争うくらいやばかった場面です。狙撃の寸前に気づいたキッドが護送される拓三と連行している中森警部に逃げろと叫んで、中森警部が拓三を引っ張ってヘッドショットを狙っていた銃弾が拓三の腕にそれるんですが、倒れた彼を中森警部が覆いかぶさって庇うんです。2弾目が中森警部の肩に当たって、その時キッドが「あぁっ…!」ってすごく絶望に満ちた声をあげるんです…もうあれは怪盗キッドではなく黒羽快斗という17歳の男の子でした。3弾目で警部は背中を撃たれ、続けざま狙撃しようとするカドクラへ、感情をあらわに怒号をあげたキッドがトランプ銃を打ち込んでこれを阻止する。ポーカーフェイスなんてどこかへ捨て去ってただ感情に任せて叫び、倒れる警部の姿を見て「中森警部…」と声を詰まらせる…悲しすぎる…!勝平さんの演技力にも脱帽です。声は同じでも工藤新一とは違う黒羽快斗の生の声だと思いました。そして快斗は「怪盗キッド」だから、警部のそばにかけよることはできないっていうのがね。もしもあの場で黒羽快斗としていたのなら、きっとかけよって声をかけて応急処置でもなんでもしたでしょうに…。ただ雨に打たれて涙を見せることさえ隠すしかできない…辛すぎる…カドクラ許すまじ…!

雰囲気一転の阿笠博士&探偵団登場。さっきまでのドシリアスなんだったんですかっていうくらいコミカルでしたが、これはこれでいつものコナンの空気感で安心でき…ませんでした…さすがに引きずってました。正直もうちょっと余韻を…!と思ってました。が、数秒後には阿笠博士の恒例クイズ…ではなく踊り狂う妙な白い物体に意識が持っていかれてました。なんだこれ…ゆるキャラ??映画1週目は名前が出ていたシーンをうっかり見逃してたので本当に正体不明の白い海産物らしきモノとしかわからなかったです。ずーしーほっきー…いまだにこーれーぐーすと呼び間違うのごめんなさい。方向真逆なのに。

 

⑤青子登場~最終対決

中森警部の娘にして快斗くんの大事な大事な幼馴染、中森青子ちゃん登場

ぶつ森の情報から知っていたとはいえ、思わず心の中で歓声をあげました。やっぱかーわいいなぁ!声優さん1412のM・A・Oさんだなーほんと顔は蘭ちゃんそっくりだけど雰囲気全然違う、この幼い無垢な感じが天使…。でも中森警部の病室前で心配そうに見つめて…そして後ろにそれを見守る快斗…情緒がショート寸前でした。本当はさぁ、今すぐにでも隣にいってあげたいよなぁ…。意識の戻った警部を見て、涙をこらえて気丈に駆けていく青子ちゃん…いい子です。この後のシーン、コナンを気にしだしたから「おや」とは思ってたけど、やっぱ来ましたね「青子の幼馴染とそっくり!」展開。何度二次創作で見たかしらこのセリフ。今後青子ちゃん経由で快斗の名前がコナンの耳に入ることはあるのか…気になります。

様々なヒントを集め、いよいよお宝争奪戦は最終局面へ。

やっぱ役者を集めて推理ショーする展開は王道で熱くていいです。こういう物をつかって解いていく仕掛けとかって『世紀末の魔術師』のインペリアルイースターエッグの時と同じくすごく好きです。そして突然機敏に跳ね回るナチョ←響きがかわいらしくて名前すぐ覚えた。この時点でああキッドね、と自然と理解したけど、変装がパンとはじけて中から登場してくるところ美しすぎて見惚れてしまいました。それでもって沖田&鬼丸の参戦!鬼丸!君はYAIBA!アニメいたな鬼丸!と大興奮。続々と仲間(?)が来てくれるこういう展開は熱いですね!

平次VS聖。まさかのとんでもプレイスバトル再びです。観覧車の上の某二人を思い出しますが、あの人らはもっとやるべきことがあるタイミングに私闘をおっぱじめていたので、テロ行為を止めるという明確でまっとうな役割をしている平次の方がよっぽどまともだなと思います。けど何もそんなとこで真剣勝負しないでもとは言いたいですが。平次が落下していくシーンは、助かるとは思っていてもハラハラするくらい危機感の演出のあるシーンでしたね。平次を助けるのはやはり月下の奇術師・怪盗キッド。大切な~のセリフは、自分にできないことのできる平次への叱咤と羨望にも聞こえました。

場面変わってコナンサイド。スタングレネードのところは色々と突っ込みたいところがあるんですが、紅葉と伊織のことは別項でまとめて書くので割愛します。殺人の犯人が良衛であることを暴くコナン。良衛さんと斧江忠之さんの関係性ってすごくいいものだったんだろうなと想像できて、だからこそもっとまっとうな手段で宝を見つけ出して穏便な方法で処分してほしかったです。結局は人一人身勝手な理由ともとれる動機で殺して、動機となったものもそんな価値がなかった。たった一人の息子も、それに巻き込まれて夢を忘れて犯罪の片棒担ごうとしてしまって、彼らに何も残らない結末が虚しい。

 

⑥平次と和葉~エンディング

函館山に降り立った平次。

今回蘭ちゃんが終始大阪二人のサポート役に全力投球してて大変面白かったです。一方の和葉ちゃんですが、ちゃんと平次のことが好きなのは事実なのに平次からそういうアプローチがあるとは微塵も思っていなさそうなところが可愛らしい。登場当初あれだけ蘭含め周囲に平次に近づく女は敵!と牽制みたいなことをしていたのに、最近では逆の方が多いですよね。平次渾身の大告白…の間に落下してくるスタングレネード弾。かばう和葉ちゃんと倒れこむ平次。無傷を確認しつつ、気を取り直してついに告白を遂げる…!いやー正直本当に成功したかと思ったんですが、スタングレネードってそうか、耳もダメにするんだったか…と。残念だったね平次くん、でも君ら疑いようなく両思いなのでいつか本編でくっつけられるから大丈夫ですよ、と言ってあげたいです。

エンディング。aikoの曲は本当にかわいらしくて切なくてよいですね。平次と和葉とも聴けるし、快斗とお父さんとも聴けるし、聖とお母さんとも聴ける。そしてエンディングの終盤から追加映像…中森親子が仲良し…!元気になって本当によかったです。そして「ば快斗」からの着信…!!!絶対一緒についていけなくてごめんなとか、おじさんの怪我は大丈夫?とか言っててお父さんはもう大丈夫だよ、帰ったらお見舞いにきてよね!って会話してますよ!!そしてこのっ…この表情、もう全然キッドじゃないですよね、完全に好きな子を想う男の子の顔です。このシーン見られただけで、、本当にこの映画見てよかったと心から思いました。

 

⑦閑話休題・その他の話題について

ラストパートは言いたいことが多すぎるので先にその他の項目わけ感想です

 

・紅葉と伊織

この二人は完全にCM要員でした。平次への恋心から和葉への告白を阻止しようと自家用ヘリを使って北海道までやってきた紅葉。目的はあれですが案外北海道観光を楽しんでいてかわいかったです。タレ目でぷっくり唇で私的にはビジュが女性陣の中ではトップレベルに好きな子なので、幸せにはなってほしいのですが平次は諦めてほしいところです。やっぱり他だと伊織とくっつくのが自然な気もしますが、どうなんでしょう。

そして伊織は紅葉の頼みだからといってなんでそんな公道にほいほいスタングレネードほれるのでしょうか。そして空から突然降ってくるスタングレネードに対してコナンくん無言を貫いているんですが、一体どんな心境だったのか非常に気になるところです。

 

 

・川添刑事の動向

小五郎と西村警部と捜査資料を見ているシーンで、湯呑をうっかりパッドにおいて忠之の写真を出してしまうのがわざとらしいなぁと感じたのが2つ目の違和感です。そしてやたらその湯呑を丁寧に持って、飲んだ後ハァーって一息つくんですよね。

そしてこの後の福城家でのシーンで同じく沖田に変装したキッドがお茶飲んでるシーンで、お茶を飲むシーンがやたら協調されていることは疑問に感じたんですが、一度目の時はピンとこなかったんです。でも2回目を見ると…仕草が本当に一緒なんですよね。まったくってほどじゃないんですが、姿勢を正して両手できれいに湯呑を持って、飲んでハァーと息をつく。泣けるくらい似ていました。

キッドが青子を見送って去るシーンでは決定的に怪しさが出ていましたし、さすがに只者ではないオーラがありました。そして最後カドクラからコナンと良衛を守ったシーンではその独特の美しい立ち姿を見せ、最終的には本物の川添刑事は休暇中で今の今まで北海道にはいなかったことが判明します。ではあの川添は誰だったのか。今思えば。最初の川添刑事の登場時、同じ様に車をぶつけた時のしゃべり方が少し違っていました。確実ではないし声優さんの匙加減もあるんでしょうが、偽川添刑事はしゃべり方に大げさ感が強く、最後に登場した本物の川添刑事はひっかかりのない口調だった気がするのです。

 

⑧ラストパート

そしてここから…衝撃すぎるラストパート。

途中で工藤夫妻が声つきで出てきたので出番があるんだなとは思っていたんです。最後の最後まで出てこないのでCパート…?とは予測もしてたんですが、キャスト欄に出たとき下に並んで池田秀一さんの名前があったんで鈍い私はなぜか「あ、川添刑事赤井さんの変装だったんだなーなるほどー」と納得して、それが最後出るんだなと思い込んでしまったんですね。よく考えたら赤井さん狙撃の名手ではあるけど、別に変装の名人ではないしあんな演技はできないだとうことはわかるんですが。Cパートが始まって優作の「生き別れた双子の兄」発言で急速に思い出したわけですよ、そういえばあの人も池田さんがしている…ということに。そして「君(有希子)もあったことあるはずだよ」で鳥肌が立ち、「最近だとマカデミー賞のお祝いで刀をもらった」でということは彼らの息子であるあの二人って…二人って…!?で家系図が脳内に浮かび上がり、『ありがとう兄さん!』から私は思わず手で口を覆い、黒いシルクハットの紳士の笑みで暗転後、

 

「(新一と快斗は従兄弟!!!!!!)」

 

 

という言葉が私の脳内を支配しました。

その後次回の映画予告で長野の人がしゃべってる、くらいは記憶にありますが、正直それどころではなかったです。

映画見る前に前の回を見たであろう見知らぬ女子が「もうやばい!!!今回最後平次とキッドがうぇrちゅい」って騒いでたのを小耳にしてたんですが、本当に最後の最後で震えが来ました。

いや本当言うと前々から予測はしていましたよ、あれだけ似てるのだから親戚の可能性は大いにあると思っていました。でも映画で出されるとは思ってなかったし、平次に顔バレて似ていることのフラグになってるなんてそんな。というかこうはっきり「親戚」「従兄弟」っていう字面にした時の破壊力が凄まじくないですか。いや…これが今後原作とか映画に示唆される程度でも出されると思うと心臓持つ気がしないです。というか今までの二人が出てくるエピソード…それこそ天空とか業火とか紺青とか…※親戚関係です。※従兄弟同士です。ていう注釈つけてみると一気に別作品見てるみたいになるでしょうこれ。

私実は親子でした、とか生き別れの兄妹でした、展開すっごく弱いんです。従兄弟だからまぁそこまで親密かといわれるとアレですが、でもお父さんズが双子なわけだから二人も顔似てるってことになるし…おそらくいつかは二人は出逢うんでしょうね。それがコナンやまじ快の本編終了後だったとしても、どこかで交わるはず。名探偵と天才マジシャン、工藤新一と黒羽快斗として出逢う未来がきっと来る…!そう考えるだけでもう幸せに生きていける気がします。本当に。

だから、新一君には早く黒の組織ぶっ潰して元の体に戻ってほしいし、快斗君はパンドラを見つけて組織の奴らボコボコにした上で破壊して怪盗引退して盗一さんをも超えるマジシャンの夢をかなえてほしい。

んで盗一さんは生きているならちゃんと、快斗くんに事情話して場合によっては一発殴られるくらいして、今まで傍にいられなかった分少しでもたくさん快斗くんと話し手上げてほしい。快斗くん、お父さんが大好きだからキッドを継いだんですよ。

 

もう本当に今回はもっともっといろいろなことを言いたい。語りたいことが多すぎて仕方がない心境なんですが、私がコナンおよびまじ快に今後望むことはただ一つです。黒羽快斗くんが幸せであること。そして彼の周囲の大切な人たちが幸せであることです。だから、もちろん今回血が繋がっていることのわかった点も踏まえて、運命の好敵手である江戸川コナンこと工藤新一にももちろん幸せであってほしいです。どちらかというと新一の場合自分の手でもぎとりに行きそうですし、協力してくれる仲間も多いのであまり心配ないと考えています。でも快斗くんは寺井ちゃんがいるとはいえほとんど一人きりで戦っているようなものなので…いつかちゃんと目的を果たして、幸せに過ごしてほしいです。できれば青子ちゃんや盗一さんも一緒に。

 

長々と失礼しました。