自分のアンテナを広げる | 月夜の猫のひとりごと 羽生結弦選手応援ブログ

月夜の猫のひとりごと 羽生結弦選手応援ブログ

羽生結弦選手を応援しています。ファンあるあるのたわいもないことを綴ってます。
最近は舞台熱も再燃し、観劇にも行くようになりました。

また1日遅れですが、昨日8月9日は長崎に原爆が落とされた日でした。
広島はまだ行ったことがないのですが、長崎は20年前に訪れたことがあります。とても綺麗な街でした。





職場に広島に長くいた方がいて、8月6日は広島では朝からサイレンがなったり特番があったり、みんなでその日を追悼するそうです。


こちらに越してきて、何もない事にびっくりされていました。


経験しなければわからないこと、昔のことなどは忘れてしまいがちですが、時折ニュースに耳を傾けて、自分でも調べたり、目にしたりする様に心がけたいと思います。


     わんわん        わんわん



さて、わたしは平昌前までは羽生選手を応援してはいましたが、雑誌も本も読まないゆる〜いフィギュアファンでした。



平昌前の怪我から羽生さんのことを知ろうと、いろんなブロガーさんのブログを読み、雑誌や著書を買い、カメラマンさんの講座にも行くようになりました。そして、羽生選手の栄光の裏にあるものを、ほんの少し覗くことができました。




その中で、改めて思うこと。



羽生結弦選手とそのご家族、関係したコーチや仙台の方々の一貫した姿勢です。



こんな頼りないファンでしたから、わたしの中では阿部菜々美コーチが一番関わりが深いと思っていました。(都築先生のことを存じませんで💦)
カナダに渡った時も、真央ちゃんや髙橋大輔さんも海外のコーチについていたこともあるじゃない?くらいで、そんなにバッシングがあったとは全く知らず。



平昌前にNHK杯で怪我をして、羽生さんの情報かなくなった時、某週刊誌からオーサーコーチとの不仲説が出ました。
それまでは、その週刊誌はそこそこ取材したことを書いていると思っていたので、初めてどの週刊誌の記事も信用できないのだと、週刊誌自体を読まなくなりました。




ブロガーさんの中にもたびたびオーサーコーチへの不信感をあらわにする方がいて、その中には海外ファン(特に中国)の意見を引き合いに、日本人ファンはお花畑という発言をされています。



わたしも、羽生さんがオーサーコーチと意見の衝突がなかったとは思いません。ハビとも、ずーっとなかよしこよしだったはずはないのです。



コーチは全体を見て判断します。
オーサーコーチは「全試合勝つことはない」と羽生さんに言ってきましたし、身体に対するダメージや、ピーキングについてトータルで考えるのですから当然です。
選手とは別の視点で意見を述べ、アドバイスを与えてその中で選手自身が決める、というのがクリケットのやり方です。
(メドベが移籍後、自分の意見を取り入れたプログラム選択をできたことを驚いていましたよね。ロシアでは決められたものを演じていたとか)



オーサーはハビにはもう少しおせっかいをやいていました。朝起こしに行ったり、衣装なども自分の昔のものを譲ったり、こだわりの強い羽生さんには余計なことを言わないですが、ハビにはそういう面でもサポートをしていました。



また、ハビエルだってオリンピックの時は言葉少なくなったと言っていましたし、お互い高みを目指しているのですから常になかよしなわけはなく、試合が終わった後はお互いを称え合える度量の深さが2人にあったからこそ、今の絆がしっかり築かれたのだと思います。



その環境を作ってくれたのはオーサーコーチであり、トレイシー、ブリアン、ジェフ、シェイ、デヴィッドたちであろうと思っています。
日本にいたら、たとえコーチが素晴らしくても、もっと大きな組織などの中で、できないこともあったのではと。


昨日のJsportsでの樋口豊氏の解説を聞きながら、この方がオーサーコーチとの間に立って、羽生さんをカナダへ行かせてくださったんだなぁと、感慨深く拝聴していました。
樋口さんはすぐ回転不足なども指摘され、その中で「頑張りましたよね」とあたたかいエールを忘れない、素敵な解説でした。




わたしの中では、一つの答えは羽生選手の著書

「夢を生きる」

です。







彼はオリンピックの夢で、「金メダル」以外に、インタビューので今まで習ってきた全てのコーチの名前を言って感謝を伝えたいと思っていたと。それを本のあとがきで実現していました。


こちらは平昌オリンピックの前に書かれ、その後に出版されました。




以前ケンジの部屋でも、オリンピックで全てのコーチの名前を言って感謝を伝えるのが夢だと言っていた羽生さん。




そんな選手のファンが、彼のコーチのことを悪くいうのか。
そしてそれに同調してしまう人がたくさんいるのでしょうか?




SNSは便利ですが、裏をとって自分で判断することは大切ですよね。



羽生さんもハビもすばらい選手であったことは確かです。
でもその周りの方の理解もなければ、難しいかったということを忘れてはいけないと思います。




などとだらだら書いていたら、沼の住人たる文章を発見しました。



高須力カメラマンです。




ファンは押しだけ見ていればよろしいの見本ですね!




画像は本の表紙より撮影させていただきました。