月曜日(9/29)、ソレイユにて、
「複製された男」を観る。
 
自分と全く同じ男に出逢う男。
でも、ドッペルゲンガーでもクローンでも
なさそう。

怪しげな秘密クラブ。
ミステリーかと思って観たら・・・。

あれこれめぐらした思考を全て
スコーンとかっ飛ばして、
ぶった切り、衝撃的ショットがチラリと見える
ラスト。

そう、観る者に全てを委ねてしまうというような
映画だった。
監督の意図はあるものの、様々な解釈ができ、
後から伏線をつないで、そういうことかと思える。

だから、観終わってパンフレット読んだり、
公式サイトのネタバレを読むと、
そうキタカ! と納得。

エロいシーンもあって、そこに目を奪われつつも
伏線になるようなポイントを見逃さないようにしてたのに、
そんなことおかまいなし。

同じ男優が演じるので全く同じ姿カタチなのに、
性格の違いが表されていて、おもしろい。

光と影。理性と欲望。
ノーマルとアブノーマル。

身体つきも腹の傷も同じだけど、
抱かれた女は「違い」を指摘!

女は鋭いね。
早漏と遅漏とかの違いじゃなくってよ。