「邪悪なイギリス帝国主義」のネットワークについて書いてますね。
56ページから「ユニオンジャックの矢」の説明ですがロンドン、中東のドバイ、インドのベンガルール、東南アジアのシンガポール、そしてオーストラリアのシドニーを結んだ線のことなのですわ。
129ページの「日本の学生たちの間には目先の得にならないことには参加しないという空気」というのはわたしの学生時代がそうであったことを思い出しますね。
女子学生のほうが参加に積極的なのですわ。
204ページの「日本人は「アジアの植民地解放のための戦争」と思いたがる傾向を残すが、欧米の識者の目線からは「ナチスと手を組んだ専制軍事国家」なのである。」というのはとても重要ですわね。
「力こそ正義」とする日本人の意識には存在しないのですね。
「きんいろモザイク」や「ジョジョ」を見てイギリスに関心を持った人にオススメですわ。
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