築地は350年前、海でした。 | シカティの築地日記

築地は350年前、海でした。


正解は、3.です船


築地は、「地を築く」ということですので、


海が埋め立てられた土地です。



徳川家康が江戸に入場した天正18年(1590年)、


城前(現在の皇居外苑~日比谷~浜松町)は入江でした。



この入江の埋め立てを発端に、


幕府は、家康・秀忠・家光三代にわたって精力的に埋立て事業を進め、


日本橋浜町から銀座、新橋にあたる陸地を築造、商業地に形成しました。



慶安5年(1652年)、三代将軍家光の三男綱重に、


現在の浜離宮にあたる海面地を、埋め立てを前提に下屋敷として賜邸。


当時、着々と進行していた埋め立ては、


その5年後の明暦の大火を機に、


明暦の大火で焼け残った瓦礫を元にして一気に進みました。



築地本願寺が1658年、築地波除神社が1659年


に完成しました。