築地の神社『波除稲荷神社』 | シカティの築地日記

築地の神社『波除稲荷神社』

築地に波除稲荷神社という由緒正しい神社があります。
http://www.namiyoke.or.jp/


「災難を除き、波を乗り切る」という


人生をたのしーく、笑って過すためによろしい神社かと。


1対の獅子は迫力満点です!


また、すし塚やたまご塚、アンコウ塚などは築地ならではですね。
http://www.namiyoke.or.jp/tsuka.html


私の知り合い、権禰宜(ごんねぎ)の鈴木さんのブログもあります。
http://kamunagi.way-nifty.com/


15日水曜日の真夜中から酉の市ですので、


この機会にお参りされることオススメです!!!



【波除神社の由来】※波除神社さまのページより一部転載


今から350年程前、江戸時代の話ですが、築地一帯は一面の海でした。


明暦の大火の後に4代将軍家綱公が手がけた最後の埋立の工事困難を極めたのが、


築地海面でした。


堤防を築いても築いても激波にさらわれてしまいました。


ある夜の事、海面を光りを放って漂うものがあり、


人々は不思議に思って船を出してみると、それは立派な稲荷大神の御神体でした。


皆は畏れて、早速現在の地に社殿を作りお祀りして、


皆で盛大なお祭をしました。


すると、それからというものは、波風がピタリとおさまり、


工事はやすやすと進み埋立も終了致しました。萬治2年(1659)の事です。


人々は、その御神徳のあらたかさに驚き、


稲荷大神に 『波除』 の尊称を奉り、


又雲を従える<龍>、風を従える<虎>、


一声で万物を威伏させる<獅子>の巨大な頭が数体奉納され、


これを担いで回ったのが祭礼 『つきじ獅子祭』 の始まりです。


それ以来今に至るまで、「災難を除き、波を乗り切る」 波除稲荷様として、


災難除・厄除・商売繁盛・工事安全等の御神徳に崇敬が厚いのであります。


その御神徳はその後も益々大きく、


当時辺境の地であった築地も次第々々に開け、


現在の如く繁華街となったのであります。