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キラー・ヴァージンロード
(09/10/09)







CAST:上野樹里、木村佳乃、寺脇康文、眞木大輔、小出恵介、田中圭、中尾明慶、高島礼子、北村一輝、北村総一郎ほか












監督岸谷五朗さんの、なんともキャストの豪華な映画。
内容は、前評判どおり。
っていっても、私は見る前に何も調べずに行ったので、驚きました。
まさしく、ぽかーんという表現しか出来ません。
こんなに客を置いていく映画も珍しい(笑)
よくわからない描写に、突然始まる歌や踊り。
とにかく色々不思議でしょうがなかったです。
岸谷さんは何をしたかったんだろう?
何をやっても上手くいかないドジなOLひろこ(上野樹里)が結婚式を目前ににひょんなことから大家さんを殺してしまう。
どうしても結婚したかったひろこは無事結婚式を終えるまで大家さんの死体を隠しておくことにして、隠し場所を探しているうちに死にたくても死ねないという福子(木村佳乃)に出会い…
キャストがとにかく豪華なだけに、ここでこんな人が!という喜びはありましたが、勿体無いなぁという気持ちも(苦笑)
大家さんの死はどう考えても事故だったから、ひろこは全く逃げる必要はなかったのになぁ
むしろストーカーの被害者だし…
ドジでいじめられているひろこに、ひろこのおじいさんが「お前はそのままでいいんだよ。それがいいんだよ」って言ってくれるんですが、実は影で泣いてたり。
なんだかちょっと切なかったです。
おじいさんの言葉が本心じゃなかったことが…←
ひろこが結婚式をしたかったのは、おじいさんにウエディングドレスを見せてあげたいという思いからで、ひろこが良い子で切なかった。
なんだか色々切なかった。
結局、実は大家さんは死んでなくて、でも実は旦那(眞木大輔)が変態で、今度は旦那を殺してしまって旦那の死体をスーツケースで運んでいるところで映画が終わります。
終わり方はなんとなく好きでした(笑)
パンツを持って爽やかに笑うマキダイ、凄く素敵でした。
この映画で一番よかったのはそこかなぁ(笑)


結構期待していったので、それなりにがっかりではありました。