「マティーニからはじまる夜 読むお酒」
東 理夫 (著)
有楽出版社/2014.6.28/1600円
マーロウのギムレット、モンローのマティーニ、
ホームズの朝酒、ヘミングウェイのモヒート…。
酒神が演出する名場面で語られる粋な話の数々。
お酒のお供の極上エッセイ!
<帯より>
■1章 マティーニからはじまる夜 - バーに酔う
■2章 酒とバラの日々 - 音楽に酔う
■3章 ガンマンとシャンペン - 映画に酔う
■4章 幻の女 - ミステリーに酔う
■5章 ヘミングウエイのモヒート - 文豪に酔う
小物から映画、小説まで、お酒にまつわるお話が
章ごとにつづられる。
アメリカ文化に精通している著者だけあって、
さらりと薀蓄が入っていて、それが鼻につかなく、
心地よい文章で、酔わせてくれる。
お酒が登場する映画や映画のタイトルがついたカクテルの話など、
映画レビューも交えての「映画に酔う」の章が興味深い。
今度、私が出演する「よねべしるべ」も酒のシーンがある。
うまく“お酒”を小道具にして、見せられるかな。
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