「すべてのJ-POPはパクリである 現代ポップス論考」 | 月灯りの舞

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自虐なユカリーヌのきまぐれ読書日記

この前、東京に行った時、マキタスポーツの
話が出て、本屋さんに行ったら、この本。


「すべてのJ-POPはパクリである
   現代ポップス論考」
マキタスポーツ (著)
扶桑社/2014.1.29/1200円


皆が表現することが当たり前の時代だからこそ、
「表に立とうとする人間」はより確かな「表現力」
が問われるのです。

私にとって作詞作曲モノマネは、最高の音楽を
作るための手段であり、モノマネをすること自体が
目的ではありません。
          <はじめに より>



第1章 ヒット曲の法則
第2章 なぜCDが売れなくなったのか?
第3章 モノマネから発するオリジナリティー
第4章 日本のポップスはすべてノベルティー・ソングだ

の4章からなり、ヒット曲を分析していく。
 


ヒット曲からみる時代背景を語りつつ、
著者ならではのオリジナリティを生み出すヒント、
現代社会で生き抜く術も おもしろい視点で語られる。

タイトルは過激だけど、とても丁寧に分析されていて、
文章もとても おもしろい。



すべてのJ-POPはパクリである (~現代ポップス論考)/マキタスポーツ
¥1,296
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