「どうやって不倫やめたの?どうしてやめられたの?」
よく聞かれます。
で、
答えがシンプルすぎて驚かれますが、「やめようって思ったから」です。
「もうやめよう」。
不倫に限らず。
恋愛関係全般的に。
スパッとやめられる恋もあれば、なかなか踏ん切り付かずズルズル続けてしまう恋もあります。
スパッとやめられる恋は、多分だけど、
自分が想像していた程、相手も内容も面白くなかったんだろうね。←ひどい、笑
だから、それはいいのよ。
これからもどんどん恋して、遊んで、もっといろんな経験して
で。
なかなか踏ん切りつかずズルズル続けてしまう恋は、多分だけど、
自分が想像していた以上に、自分の夢を叶えてくれる相手だし内容なんだろうな
と思うのです。
出会いとか
言葉のシンクロとか
気持ちのシンクロとか
身体の相性とか
様々な部分を『運命だ』と感じるからこそ尚更、もっと一緒に居たくなるし、もっと相手を知りたくなるし、知れば知るほど相手にも自分を知ってほしいと求めるし、
そりゃ、夢中になる。
けれども、
その夢のような感覚に包まれている時間以上に、いわゆる『傷付く』時間もたくさんある。
相手が家族と一緒にいるシーンを見たり
相手が奥さんに送るつもりで送信したメールが宛先間違いで自分に届いたり
デートの約束していたのに《家族の都合で》キャンセルになったり
自分を優先してもらえない
自分だけを見てはもらえない
わかっていて始めた関係だけど
身体中の血液が一気に頭に集まる感覚になったり、身体全体が心臓になったんじゃないかってくらい変にドキドキしたり、血の気が引いていくのがわかったり、発狂しそうになったり。
それも全て自分の本音なんだけれど、
つながりを切りたくないから、嫌われたくないから、
それは相手には見せずに『理解あるオンナ』を装い、ますます自分が自分じゃなくなっていく。。。。
わたしはこの、
身体中の血液が一気に頭に集まる感覚になったり
身体全体が心臓になったんじゃないかってくらい変にドキドキしたり
血の気が引いていくのがわかったり
発狂しそうになったり
することに、本当に疲れた。
相手のことは好きだったけど、それ以上に、気持ちが疲れた。
疲れた。
相手との夢のような時間を過ごすことよりも、気持ちが疲れる感じをもう味わいたくないほうが強くなった。
相手のことが好きでも、離れたくないと思っていても、
身体中の血液が一気に頭に集まる感覚になったり
身体全体が心臓になったんじゃないかってくらい変にドキドキしたり
血の気が引いていくのがわかったり
発狂しそうになったり
することをもうこれ以上味わいたくない。
自分で自分をこれ以上いじめたくない。
だって、心が死んじゃうもん。
こんな感覚を味わうためにわたしは恋愛をしたいんじゃない。
いちいちイライラしたり、浮かれたり、こんなに気分の浮き沈みがある恋愛がしたいんじゃない。
穏やかな気持ちでいられる恋愛がしたいんだよ。
心が凪の状態がいいんだよ。
心が疲れない生き方をしたいだけなんだよ。
本気でそう思った。
だからね、
会いたくなっても
身体が寂しくなっても
心が寂しくなっても
もう会わないもう連絡しないって決めた。
その一瞬の『会いたい』で行動すると、また苦しくて苦しくて苦しくて自分がのたうちまわることがわかっているから。
もう会わないって決めたけど、まだ好きなんだから、好きで居続けた。
好きでいるのは自由だもん。
これがまたね、苦しいよ。
でもわたしは、
身体中の血液が一気に頭に集まる感覚になったり
身体全体が心臓になったんじゃないかってくらい変にドキドキしたり
血の気が引いていくのがわかったり
発狂しそうになったり
する自分がもう嫌だから、乗り越えるしかないって思って、踏ん張った。
我慢しないことが今流行ってる(?)けど、
目標達成するには我慢て必要だからね。
わたしは、その踏ん張りを心の勉強に向けた。
どうして不倫をするのか
わたしの中はどういう恋愛プログラムになっているのか
まともな恋愛するにはどこをどう修正すればいいのか
未来のパートナーと仲良く生きるためには何をどう変えていけばいいのか
自分の中で渦巻いてる
会いたい
寂しい
苦しい
切ない
虚しい
を、
未来の自分のために克服しようって決めて、自己内観に取り組むようになった。
片想いをやりきったの。
想い続けて、想いきった。
満足いくまで好きでいた。
お腹いっぱい好きでいた。
諦めるんじゃなくて、やりきる。好ききる。
そこに時間がかかってね、苦笑
もうやめようって決めてからお腹いっぱい好ききるまで3年くらいかな。
『苦しい』の根っこをみつけて、もう二度と同じことはしないために自分のこと知りたい。
そこに夢中になったおかげで、不倫を卒業できたんだと思います。
そう、《誰に夢中になるのか》。
なんか、それだけなような気がするな。