自分のことなのにうろ覚えなのはどうなのかしら…苦笑
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左胸に「ん??」と思う、指で胸を押すと当たる「何か」を見つけたのは、もう何年前だろう。
子供の頃にがんを患ってるくせに、「怖いから病院行けない」ってナンダよ。苦笑
経験あるからこそ、だよね。
またあの抗がん剤…???って思うとね、憂鬱だもん。
そんなんで、放置。←だめよ、放置。
どんどん大きくなっている気がする「何か」。
うつ伏せになると、当たって痛いくらいに大きくなっている「何か」。
裸になって上から見ると、左胸の一部がぽこってしている。
さすがにね、もう病院行こうって決めて、受診して、当たり前だけど要精検。
結果は良性。
しかし、「何か」はどんどん大きくなって、生活に支障が出てきて、その「何か」だけ切除してもらった。
切除した「何か」を主治医がみせてくれた。
ものすごく綺麗な色の『しこり』だった。
左胸は『女性性』。
愛したくて、愛されたくて、もっともっと愛を感じたくて、でも、不倫だから思うように届かなくて。
その『もどかしさ』『切なさ』『虚しさ』『儚さ』『悔しさ』『諦め』らが、『しこり』という形になって身体で教えてくれた。
手術室でしこりを見た瞬間、涙が出た。
「わたし、何やってるんだ?」って。
自分の身体をこんなに苦しめてまでその恋続けたいのか?
こんなに綺麗な色のわたしの身体を、自分で痛めつけてるって、わたし、ただのバカじゃん。
ここから、実際にきちんとサヨナラできるまではまだまだ時間は掛かっている。
でも、
《胸が張り裂けそうになる、血の気が引くあの瞬間》は、もう味わいたくない。
もう味わいたくないから、
そこから、一つずつ本当に一つずつ、『どうして不倫の恋に走るのか、どうしたらやめられるのか』を自分なりに分析した。
それは、また別の記事で書くね。
自分のこと、大切にしてね。