【ホワイトカラーエグゼンプション】とは
ホワイトカラーエグゼンプション(または、ホワイトカラーイグゼンプション、英: white collar exemption、ホワイトカラー労働時間規制適用免除制度)は、いわゆるホワイトカラー労働者(主に事務に従事する人々を指す職種・労働層)に対する労働時間規制を適用免除すること、またはその制度。
「一律に時間で成果を評価することが適当でない労働者の勤務時間を自由にし、有能な人材の能力や時間を有効活用する」ことを趣旨とする、日本では未導入の制度。(
ウィキペディアより引用)
とまぁ、いわゆる日本では未導入の勤務制度の一つ。
時間にしばられない労働体系という意味では、
フレックスや裁量労働という呼称が思い浮かびますが、
そもそも“労働時間の短長による規制が免除される”という制度で、
根底で大きく異なります。
日本では“残業代を払わなくてもいい勤務制度”といった程度で、
企業にとってはポジティブ、
労働者にとってはネガティブな認識しかないのではないでしょうか。
その日本式認識を如実に著すコメントが、
本日の日経新聞に掲載されていました。
朝刊18面の「見えない現代にどう勝つか」という景気指標コラム。
自動車産業に関わる記事なので、
現代=ヒュンダイ(韓国の自動車企業)の意味です。
アメリカの自動車販売シェアで、
現代がHondaと日産を抜き、
トヨタに僅差にまで迫る大躍進をしている現状の要因として、
トヨタの専務は「現代では導入されているホワイトカラーエグゼンプションなどの制度が
日本に導入されていない」ことを日本勢失速の要因の一つとしてあげています。
そして現代の技術者は
ホワイトカラーエグゼンプション制度により、
トヨタの技術者より“年間で約1千時間”ほど長く多く働くことができると、
現代躍進の理由を述べています。
ホワイトカラーエグゼンプション導入→労働時間が長くなる
ということは結果として起こることかもしれないけれど、
ホワイトカラーエグゼンプションが導入されていないから、
長く働けず、技術格差が広がるんだ、
ということを示唆させるこの発言はいかがなものか。