アフィリエイトサイトの定番といえば比較サイトではないだろうか。
あるテーマにそって商品やサービスを比較する。それぞれの特徴とともに広告を掲載する。比較する対象が多ければ多いほど広告ものいっぱい載せられるし、提携できた商品やサービスだけを載せておけば、サイトの利用者がどれを選んだとしても広告料は入ってくる。うん、これでうまくいくはず。なーんて甘い考えで比較サイトを作ると必ず失敗する。
それはなぜか。
実は、そもそもの想定が間違っている。
比較サイトを訪れる人のほとんどが比較するためにそのサイトを訪れているわけではないということ。結局のところ「これという商品やサービスが何か」ということと、その根拠を探しているのだ。
だから、比較対象が10個あってもその10個ともが選ばれる必要なんて全くない。これと思うものを選んで、他に比べてそれがどう優れているのかを伝えればいい。
自分で情報を集めて、あれこれ比較して、これと決められる人って実はかなり少ない。多くの人が、誰かに何らかの形でアドバイスしてもらって物事を決めている。衣料品店や家電店の店員が今も昔も変わらずやって行けているのがまさにその証拠。
単に比較して終わるだけじゃなくて、どれが一番いいのか、なぜそれが一番なのかを意識してサイトを作れば必ず成功につながるはずだ。