アフィリエイトをやる上でアクセス解析は欠かせない。
アクセス解析を行っているとしても、アクセス数がどの程度か、どこからアクセスがあったのかという程度しか見ていないようであれば、それは意味のあるアクセス解析とは言えない。
訪問者があなたのサイトを訪れたのには必ず目的があるのだ。まず、その目的を探ることが意味のあるアクセス解析の第一歩となる。
目的は、検索に使われたキーワードや初めに訪れたページから読み取ることができる。
たとえば、あなたが自動車保険のサイトを立ち上げていたとして、「格安 自動車保険」というキーワードでアクセスがあれば、その人は安く入れる自動車保険を探していると考えられるし、「●●損保 評判」というキーワードであれば、ある自動車保険に入ろうか迷っているが、本当にそこに決めていいのか評判を探していると考えられる。
目的がわかれば、次にあなたのサイトがその人の目的を満たすことができたのか、それとも満たせなかったのかを見極めてほしい。満たせた場合は、比較的判断が容易だ。広告をクリックしてくれていれば、ひとまず最低限の目的を満たせたと考えていいだろう。
その人の目的を満たすと考えられるページが見られることなく離脱してしまった場合には、サイトの作りに問題がある可能性が高い。特に直帰してしまった場合には、ひと目見てその人にとって役に立たないと判断された可能性がある。特にその人がサイトのターゲットと一致しているにも関わらず直帰してしまった場合には、直ちに原因を探るべきだろう。
目的を満たすと考えられるページにたどりついたにも関わらず広告がクリックされることなく離脱してしまった場合にも問題がある。あまりにもその割合が高い場合、そのページが訪問者の目的を満たすことが出来ていない可能性があるので見直しが必要だろう。
さらにもうひとつ大切なポイントがある。それは、訪問者がサイトのターゲットと一致しているかどうかということだ。「格安の自動車保険」を探している人をターゲットにしているのに、「自動車保険の等級」について調べようとしている人ばかりが来ているようでは問題がある。
こういった点に気をつけてアクセス解析を行えば、訪問者の満足度の高いサイト作りにつなげることができるだろう。