SEOで考えなければいけない重要項目として被リンク数のアップがある。そこで、まず思いつくのが相互リンクだが、はたして効果はあるのだろうか。
過去に比べて相互リンクの効果はそれほど高くないが、ただしページランクが上位のサイトや関連性の高いサイトとの相互リンクは依然効果的というのが一般的な見解ではないだろうか。
そこで、実験的に丸一日かけて数十件の相互リンク依頼を出してみた。が、しかし、そこには落とし穴が。
数日たって実際相互リンクをはってもらえたのはわずか数件だったのだ。いずれも相互リンク募集中と書かれたサイトで、こちらからリンクを張った上での依頼だったにも関わらずだ。
原因を考えると、相互リンク依頼を出したサイトが、基本的に検索結果の上位に表示されたサイトだったということだ。
すでに上位に位置しているサイトであれば、わざわざ相互リンクを張らなくても、自然と被リンクが集まってくるのだ。そのようなサイト管理者からとってみれば、わざわざ出来たばかりで被リンク数の少ない、つまり価値の低いサイトと相互リンクを張ってもそれほどメリットはないと言える。まだまだ駆け出しのサイトであれば相互リンクに応じてくれる可能性は高くなるが、価値の低いサイトからの被リンクはそれほど評価されないというジレンマが生じる。
当然、ページランクが上位のサイトや関連性の高いサイトの管理者と知り合いであれば、積極的に相互リンクを行えば良いと思うが、無差別的な相互リンクは非効率と言わざるを得ないのではないだろうか。
そこで、効率的に被リンク数をアップさせるにはどうすればいいのだろうか?実は、一石二鳥の方法が存在するのだ。
それはまた次回