↓キッチン方向からベランダ方面を見ると、こんな感じ。


つき日記-愛しのペリカンチェア


元はベランダ側の和室と手前のキッチンが、真ん中の壁で分けられた別個の部屋だった。

今回のリノベーションで一続きの部屋にしたが、構造壁は枠だけは残さなくてはならなかった。

建具を取り外したままの、ボコボコのコンクリが非常に味があって好き。


空間にフレームがあって、その影が明暗を形成してて。


中古マンションを探す時、色々な指南書やネットなどで、間取りの自由度の高いラーメン構造をオススメする傾向があるように思う。


だから、最初にこのマンションが「壁構造」と聞いたときは、制限が多いように思えて悩んだ。

しかし、構造壁も上手く利用してしまえば、新しい発想ができるのだと学ぶことができた。

余計な梁もないので、角まで有効に利用できるし。

終わってみれば、このフレームが、リビングの中のいいアクセントになってくれていると思う。


壁構造は地震にも強いらしいので、メンテナンスをきちんとしていれば、

建物全体としても頑丈で長持ちするらしい。

多く流れている情報だけで、物事を判断してはいけないんだね。


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愛しのペリカンチェアは、猫のウリの換毛期につき、カバーで保護中。


どうも私が不在の間に、ウリはペリカンちゃんとよろしくやっているようで、

この時期油断すると毛がべっとりと付くのだ。

コロコロを掛けすぎるとペリカンの生地が傷むし、ウリが爪をたてようとすることもあり、

精神衛生上よろしくないので、今はカバーをかけている。


もうちょっと年季が入ってきたら、多少汚れてもいいけど、まだ2年だし吹っ切れないってば。

ああ、やっぱり小市民なワタシ...(^^;;;


ま、シルエットだけでも楽しめるから、いいか(笑)

極上の座り心地に、なんら変わりはないしね。


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見ての通り、まだカーテンらしきものがない。( ̄ー ̄;


でも、見ての通り、隣りがジャングル状態だったりする。


お隣さんは、広い庭をお持ちの一戸建て。

うちは2階で、ちょうど窓の高さに木が生い茂っている。

これがまた見事な目隠しで、今のところカーテンなしでも不自由を感じてなかったりする。

って、女としてどうよ?(笑)>自分

いずれ、ウッドブラインドを取り付ける予定だが、今ちょっとお疲れだから、後にする~。


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ペリカンの後方は、元々ベランダ側の壁まであるデカイ押入れだった。

その押入れを半間削って空間を開けてもらい、ここにキャットタワーをDIYすることにしてる。

プランも材料も目星はつけてあるので、夏くらいにとりかかるつもりだ。


...と、のんびり構えるうちに、押入れの一部をウリに占拠されてしまった。

早くタワーを作らねば。(^^;;;


尚、押入れの中は、縦方向に3分割にしてもらった。


調布で賃貸に住んでた時、そういう珍しい押入れだったのだが、これがまた使い勝手がいいのだ。

普通は、一番上の天袋が小さいから、しまえるものが限定されるけど、3分割だと大きいものも収納できる。


↓キッチンとリビングの間の構造壁(フレーム状)は、こんな感じ。

  ベッドの上の肌がけ布団の中には、ウリが寝ている。(ポコッと膨らんでるところ)


つき日記-はつった壁

テレビアンテナは、流し台とは反対の方向から来ている。

しかし、私は流し台方面にテレビを設置したかった。

そのためにはアンテナを切り回す必要があるが、壁も天井も全てむき出しにしたため、何かの裏側から通すことができなくなった。


そこでYさん、このフレーム状の壁の内側にモールをつけて対処してくれた。


元々、建具として引き戸が入ってたのを撤去し、いい感じにボコボコにはつってあるコンクリである。

そこを私がペイントし、職人さんが白いモールをつけてくれた。

職人さんも私の趣味を理解してくれてたので、ボコボコがちゃんと見えるように仕上げたと言っていた。


ちなみに、ここのペイントは、塗料を奥まで入れ込むのに相当苦労したぞ(笑)



尚、うちは、完全に真東向きである。

東南向きくらいならいいけど、「真東」ってどうよ?と、相当悩んだ。


でも、中古物件のいいところは、既に建物はあるわけなので、

自分の目で状況を確認できるんだな。

私も、購入を決めるまで、何回か時間を変えて確認した。


・隣りの庭のおかげでさえぎるものがなく、10時くらいまでは、朝陽がたっぷり入ること。

・ベランダの掃き出し窓が広く取られているので、夕方になっても十分明るいこと。


早起きな私とウリにとっては、特に問題ないことが分かった。

未完成物件じゃ、こうはいかないもんね。

中古は、「こんなはずじゃなかった」ってのがないので、

ストレスがたまらない。


更に、実際に住んでみてから思うのは、暑くない、ってこと。

そりゃそうだ。一番キツイ時間帯の日差しは、絶対に入ってこないもん。

暑いのが苦手な東北人の私には、とってもありがたい。

全国的に節電モードの今年は、特にありがたい。


朝陽は低い角度から入ってくるので、廊下の途中まで日差しは差し込んでくる。

斜めにかたどられる影は、とても美しい。


「南向きじゃなければ」というのも、ある種の思い込みであり、

万人に向いている訳ではないんだなーと学んだ。

私としては、この真東の部屋が、涼しくて快適だ。(*^ー^)ノ