老齢のクロモコと片時も離れたくなくて…
去年は、恒例の富士登山を休止いたしました。

今年は、悲しみを抱へ…
新たな気持ちで、富士登山に臨みます!

(・`ω´・+)

 



昨晩2時過ぎ、所沢を出発し…
富士宮口五合目に、朝4時過ぎに到着。


一睡もせず、朝5時から登り始めました

ε=ε=(o・`ω・o)ノGOーー!!


 

 

天気やスケジュールを鑑み…

もう、けふしかなかったのよ。

 

明後日には天気崩れるし、そろそろマイカー規制だって入っちゃうでしょ。



2400m五合目では、気圧の関係で、ピザポテトの袋はパンパン




曇りとゆー予報だったから、
「紫外線はキツくないだろうし、楽勝だろう」
なんて考へてたけど…
大きな間違ひ!

朝からずっと、止むことなく風速10~25mの風が吹きっぱなし!

上の方、まったく霧晴れず。
ホワイトアウト状態。

周りの登山客、危険寒さで、引き返す人多数
 

 


俺だって、他の山だったら、迷わず引き返していたことでありませう。
だって、生命の危険があるもの。

でも富士山は、何度も来てるじゃんね。
いくらホワイトアウトしやうとも、方向感覚失わないし、道も熟知してる。

ただ…
どうしても、風が強すぎてねぇ…(大汗)。

体温持ってかれるし、向かい風まったく進まない
ぜ~んぜん、高度が稼げないのよ(汗)。


日本人、外国人含め、会ふ人会ふ人、みなヘバッてるから…
九合目の雪渓の前で、
「けふは、もう駄目かな…」
なんて、あきらめかけたわけ~。

 

 


そんなところに…
patagoniaのウェアを纏った白人男性が、下って来た。

挨拶を交わしたあと、向こうから積極的に話しかけて来たから、しばし立ち話をしたのさ。

もち、英語オンリーなんだけど…
英語が不得意な俺(笑)のために、彼はわかりやすい発音で話してくれた。

彼は、コロラド州から来た登山家らしい。

「俺は、朝4時に頂上に行ったぜ!」

「風は強かったけどな」

と云って、画像を見せてくれたの。

朝4時は晴れていたらしく、青空と素晴らしい景色…。
なんとも、うらやましい…。

んでもって、やたら
「Excellent!」
を連発するわけだ。
(・ε・`  )


他にも、装備のことなど、あれやこれや話し、
「GOOD LUCK!!」
と握手して、別れたんだけどさ…

 


ここで、俺は思ひ直したわけ~。

いくら相手はプロだらうと、同じ人間

しかも富士山なら、俺の方が回数登ってるのだ。

 

に登れるなら、にも登れるはずだ!
( ,,ÒωÓ,, )

 


みな引き返してく中、凍える手でフードを押さへながら、ひたすらブル道(運搬用ブルトーザーの専用路 雪がない)を登りましたわな。

強風で、まったく進んでないんだけど…
少しでも前に足を出してりゃ、いずれ着くでしょ?(笑)



何度も折り返しながら、ジグザグに登り続ける…。
やっとやっと十合目。


そこからさらに、日本最高地点・剣ヶ峰まで。
手前の馬の背では、風速20mを超すと思はれる西風が切れ目なく吹きつけ、火口に落とされるかと思ひましたわな(泣)。

地面に這いつくばりながら、なんとか凌ぎました。

 


8:25、やっとこさっとこ、剣ヶ峰3776mに到着。

例年より1時間遅れ。

 

もちろん、以外、だ~れもいません
 

 

霧と汗と涙と鼻水でメチャクチャ(笑)。
マジ、死ぬかと思った

()グス




 

 

 

 


俺が登頂したときが、一番風が強かったみたい。
その後、急激に天候回復

けふは、遅い時間に登った方が良かったかもー。
遅く登ったみなさんは、頂上から、御殿場の町や、太平洋が見えたかもね。

 

 

ま、それもこれも…
神の思し召し神のご計画です。

試練を与へてくださってるんだと思ひます。
俺が苦しんだ分、ワンちゃんたちに冥福が訪れるのならそれでよし。
( ,,-`_´-)੭ੇ৸੭ੇ৸

 

 


七合目まで下りたくらひから、風も弱まり、だいぶ景色も良くなりました。
画像数枚、どーぞ。






 

 

 


つーわけで。

これまで、ずっと行ってきた富士参拝登山でありますが…
ここで一旦、打ち切ります

もちろん今後も、富士山は信仰していく所存。
ただ、富士登山は休止しやうかと。

((‐ω‐。*)(*。‐ω‐))フルフル...



ぶっちゃけね…
予約制とか、人数制限とか、「富士山をめぐる自治体の意向」に同意しかねるのよ。

一番疑問なのは、いわゆる弾丸登山のこと。
マスコミはじめ、揃いも揃って、「弾丸登山」などとゆー造語を振りかざし、糾弾。

 


いやいや…
全世界の登山家にとって、ピークハントとか、日帰りピストンって、普通ですよ?

山の天候は変わりやすいし、予測がつかぬ。
だから、
「天候のいいときを狙ひ、短時間で頂上をゲットし、戻る」
とゆーのが一番の安全策だってことくらひ、みなさんだってわかるでしょ?

ヽ(#´・ω・)ノ 

 


我々は、6時間ちょっとで頂上まで往復しちゃふんです。
それを、なんでわざわざ、山小屋に泊まらにゃならんのでしょう?

 

予報がはずれ、翌日天候が悪くなったら、どうするんですか?
「わざわざ危険を誘発させてる」じゃないですか。

 

 

みな、履き違へてるんです。

 

弾丸登山そのものが悪いんじゃなく…
素人がそれをやろうとすることが危険なんでしょ。

 

問題は、弾丸登山じゃないでしょーが。

ヾ(`・ω・´)b

 

 


ハッキリ云ひますよ。
そもそも、4000m近い山に、登山初心者や運動したことのない人を誘致してることこそ、狂ってると思ひませんか?

m9(`・ω・´)

 

危ないったらありゃしない。


弾丸登山を規制するんじゃなく、素人の入山を規制すりゃあいいんです。
人数に制限かけるなら、一定の体力に満たない人を制限すべきです。

 

低山にすら登ったことのない人が、なぜいきなり日本最高峰に登ろうとするのか、理解に苦しむんですよ。

ゥ──σ(´・д・`;)──ン
 


夏でも零下になるほどの高山。
雷や落石の予測すらつかぬ、厳しい霊山なんです。

そこを踏まへることなく、闇雲に観光客を誘致すると、とんでもない事態になりますぞ。

 

安全面の手落ちになります。

大切な生命が損なわれかねませぬ。

 


もし富士山信仰がおありならば、富士山が見える位置各所に浅間神社ござひますし、五合目でお参りすることだって可能なんですよ。
無理はしてはいけませぬ

頂上に行きたいのなら、月日かけ鍛へ、しっかり準備すべきです。

低山の経験を積み、2000m級の山に慣れ、日頃から体力づくりすることです。

 

いきなり3776mを登ろうとするなんて、無謀以外のなにものでもござひません。

ブンッ!!(((>_<。≡。>_<)))ブンッ!! 




ほれ。
これを、ご覧なさいな

 

けふの下山時、右腕をちょっと溶岩に打ちつけたら、この有り様。

思ひ切りザックリですわな。


半袖で登山してるわけじゃないんです。
長袖を着てたって、このやうな仕儀に相成ります。

 

それがってもんです。

山は、危険と隣合わせ。

 

登山もしたことないのに、机上の空論を振りかざすエセ識者が多くて参りますわな。

┐(´ー`)┌ 

 

 

ああ、傷のことだけど…

最初、骨が見へてたから、
「縫わなきゃ駄目だな…」
と思ひ…

 

帰りに、所沢の病院、いくつかに問ひ合わせたけど、たらい回し…(汗)。

 

もういいです。
血が固まり、くっついたやうに見へるから、放置しちゃひまーす。

 

怪我したのが左腕だったら、自分で縫っちゃってたところなんだけどさ…(笑)。


昔は、そこらの町医者が、サッと縫ってくれたもんです。
面倒な世の中になりましたなぁ。




今回は、小手指のオリックスレンタカーさんにお世話になりました。


借りたのはスバル

 

 

 

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