ニュースで沖縄の辺野古の工事開始をやってました。私は、30年前くらいに政府関連のシンクタンクのようなところに会社から出向になつてました。その時にちょうど沖縄が返還されて25年ということで官民フラットな観点から沖縄振興策を考えることみたいな仕事がきました。なぜか、ど素人の私が担当することになりました。沖縄県の代表の方々と学識経験者とで、侃侃諤諤作成するみたいなしごとでした。沖縄のことも1から勉強することにもなりました。みなさんは沖縄のことをどのように考えてられますか。少しおわかりのかたなら、第二次大戦の時に、日本軍にも見捨てられ、多くの一般人が犠牲になったこと、それ以降

も米軍基地があるために、大変悲惨なことも起こったこと、本土に比べて、何かと

発展が遅れていること、等をご存知と思います。しかしながら、基地があることによって、当時土地を取られてしまった方々には、地代が国から支払われており、そのために大変裕福なかたもいらっしゃることやそのほとんどの人が、沖縄ではなく、東京などにお住まいであること、国から

毎年多額の支援補助金があるけど、そのほとんどの事業は、本土の大企業に取られてること、加えて残った簡易な土木関係の仕事も県内の一部の会社になってしまい〔ごこの会社の親族は、国会議員さんになられることが多い〕等については、多くの本土のみなさんは知らないことが多いと思います。わたしも仕事ではじめて知りました。ですのて、振興といっても観光だけではなく産業も振興しないといけないわけで、安易ではいけないものです。結局敢えて記述しまさせんが、色々な振興策を提案したものの、以降、その成果は良い結果にはならなかったと感じています。何が違ったかですが、それは、沖縄に対する政治家さんの情熱ではないかと思います。当時は橋本総理でした。また、鹿児島出身の山中貞則さんという大御所政治家さんもおられて、お二人共に熱い情熱で、この課題に立ち向かってられてました。ですので、この時以降毎年4000億円近い補助金を沖縄振興にあてることになりました。いまでは、いくらになったのか、私はわかりません。担当大臣も口では良さげなことを言いますが、心がないように見えるのは、私だけでしょうか。戦争で、辛酸を舐めた沖縄の方々が、ときに理解に苦しむ行動にでられたりするのは、その背景を理解することと、それに対して、私たち本土の人間は観光も良いですが、その点も理解していくことも大切かなと、障がい者の身でえらそうなことを言ってはいけませんが記述しました。お許しください。