僕が、19歳のとき、父親は亡くなりました。
高3の冬、突然、腰の痛みを感じ、親父はヘルニアだと思っていた。
けど、いろんな病院に行ったが良くならず悪化していった。
ある時、大きい病院を紹介され、検査の結果 骨髄腫。
ガンです。最初はすごくびびりました。
けど、自分は当時、やんちゃな時期でそのことを受け入れようとはせず、お見舞いにも行かず、遊び惚けてた。
心の中ではとても、心配だし、昔のたくさんの想い出がこみ上げていた。
肩車をしてくれたこと、一緒に釣りに行ったこと、キャッチボールをしてくれたこと、親父は無口であまり話をした記憶がないが、たくさんの事を教えてくれた。
けど、自分は素直になれなかった。
入院して1年あまりして、親父は亡くなった。
最後に、自分に泣きながら謝ってきた。 ごめんな。本当にごめんな。と
けど、自分は涙も出ず、その時は、病室を出て行ってしまった。
あとでたくさんの後悔が生まれた。
なんで手を握ってあげなかった、なんで話をしてあげなっかた、なんで励ましてあげなかった、なんで一言、ありがとうを言えなかった、 たった一言。
ものすごい後悔がいまだにある。
今年の四月に十三回忌を終えて、毎年、実家へ帰りお墓に行き、毎回謝ってしまう。
親父、あの時は、本当にごめんな
俺、美容師になったんだは
今、札幌で頑張ってる
いろいろあったけど今とても楽しい!!
春にな、店だすんだわ!!
すごいだろー!!
おかんにずっと迷惑ばっかりかけてるけどな!
これから少しずつ恩返ししていくわ!!
天国で見守ってな!!
本当に親父の息子でよかったわ!!
ありがとう!!