今日、僕は

バレンタインという日に

彼女を不安にさせていたかもしれません。




それは、

僕が一度少しいい感じになった女性がいる職場に出張に行ったからです。





また、いずれ書くことになりますが、

僕はその女性とはかれこれ

1年以上連絡を取っていませんが、

今日、その女性がいる職場へ1年ぶりに出向きました。



もちろん仕事です。




でも僕は

桜子さんが不安にならないようにと直前まで黙っていました。

でも桜子さんの直感力は半端なく、

僕がそこに出張に行くと決まってすぐ、

桜子さんからいきなり

その女性の名前が久しぶりに出て来ました。




そして、

『バレンタインに行くって言ってた出張、あの女性のところ?』

不意に聞かれました。




僕は、

隠していたわけじゃなかったですが、

彼女は隠し事が1番好きじゃないと知っているので、慌てて本当のことを伝えました。





でも彼女は

『私は所詮既婚者だから、奏汰くんのために賢く生きてね』

と言って来ました。




彼女は、

自分の立場、年齢、僕の未来を考えていつもこうやって大人の意見を最後には言います。

でも、最初は

ふーんと拗ねたように見せてくれますが、これは大人びた対応をされると

僕の心がすさんでしまうことを知っているから、

大人気なくても、立場があっても

一応は

妬いてくれます。




でも、ふと冷静になると

全てを撤回して、

最後に大人の言葉を選ぶものの

1人で密かに

不安がっていると思います。



独身で20代の僕が

20歳年上の既婚女性と同じ歩みをするのは

困難なことがたくさんあります。

それを実感しています。



でも‥

それでも僕は人生の中でたとえ少しの期間だとしても、彼女と真剣に向き合い、

大人の女性であろうと

不安な思いをさせず、

気持ちに蓋をさせるようなことをしないよう最大限の努力をしたいと思っています。




今夜、

桜子さんにあの女性がいたけど、

当たり前だけど何事もなかったよ、

やっぱり僕には桜子さんしかいないからと

伝えたいと思います。








不安にさせて、ごめん。









(仕事の休憩中に書きました)



【20歳年上彼女に似合いそうなリング】