自己紹介


20代男の奏汰(かなた)です。
僕の彼女は20歳年上の人妻:桜子さんです。

桜子さんと出会ってからの日常を
ここに記録として残していきます。


 ​嗚咽した

桜子さんは、やはり大人であり、

話しやすくて、

人には言わないようなことまでも

桜子さんになら話してもいいと思うようになりました。



その日、僕達はホテルに行き、

僕の別れた彼女の話をしていました。




実は、この少し前に

僕のもとに別れた彼女から

連絡が入りました。

これです。

⬇︎


僕は、

別れた彼女に腹が立っていました。

何も言わずに出て行き、

借金だけ残して行ったことで、

僕は悲しむ暇もなく

借金を返していくことになったからです。







でも、毎日一緒に過ごしていた人が

ある日突然

いなくなるというのは、

本当に

途方もない切なさに襲われます。




思うことがあったのかもしれないし、

共に暮らす中で不満がたまったのかもしれないけれど、

それを話し合うこともなく

−突然出ていく−

という形を取られたことは、

僕自身の

−自信−

を喪失させました。





僕は最初は桜子さんに

別れた彼女に未練もないし、新しく出発しているから大丈夫と話していました。



でも、桜子さんに話を聞いてもらっているうちに、

何だか急にあの時期に戻ったかのように

猛烈な苦しみが襲ってきました。