不倫、浮気した相手に腹が立つ場合、
相手のことを好きと錯覚しているけど、
やっぱり自分が一番だったりする。
だから、
−自分のモノ−
が他者に取られたこと自体に目が向いて
怒り狂う。
無意識に威圧的だから、
相手が逃げて行くケースが多い。


逆に悲しむ場合、
相手のことがやっぱり好きで、
何がいけなかったのか?
と自身や出来事を
振り返ることが出来る。
何かしらの思いのすれ違いで
歯車が狂ったケースが多い。


僕は、
桜子さんが浮気した場合、
どっちの感情が湧くのか
自分自身に興味があります。


だから、どちらが悪い?
となった時、
どちらかを悪いと言い切る人は
大抵前者のタイプなのかなと思い、


どちらも悪かったとか
自分が悪かったという人は、
後者のタイプなのかなと思いました。



どちらが悪いという答えを前面に出すのではなく、
その考えに至る心の動きに目を向けると
色々と変えることが出来るのかなと
思いました。


ただ、どちらにせよ、
不倫や浮気を知った瞬間、
どれだけ自分勝手な人でもやはり衝撃を受けて、
−人格が壊れる−
というのはあるのだろうと思います。


精神が崩壊し、
今までみたいな生活ができなくなることは
確かなので、
−人を裏切る行為−
は相当の覚悟を持たないといけないと思います。


死ぬ気で隠し通すか
相手が壊れた後、死ぬ気で支える覚悟を持つか。


この両方もする気のない相手に
心を壊してまで一緒に生きるのは
本当に勿体無いので、
早い段階で心の決別をして備えておいた方が賢明だと思います。
こういう人は、残酷に人を裏切りますから。


致し方ないとはいえ、
相手を裏切るようなことをする時、
心してその道に入る覚悟を持つべきだと思います。
裏切る理由があるだけで
その道に足を入れると大変なことになる気がします。
そこだけは、心して行動しないといけないんだと思います。


裏切られた人は大抵、
裏切られた行為に衝撃を受けるため
怒ったり悲しんだりして、
裏切った相手の真の思いまで目を向けることは出来ないですが、
やはり裏切る理由は大なり小なりあるので、
そこに気づかないとやはり
ずっと被害者のまま
苦しい場所から出られないのかなと思います。



続きます。