自己な紹介


20代男の奏汰(かなた)です。
僕の彼女は20歳年上の人妻:桜子さんです。

桜子さんと出会ってからの日常を
ここに記録として残していきます。


 ​ウザイ

『もう少しやりとりしたいです。

カカオかLINEを交換しませんか?』




−どっちだ?ダメならここで終わりになってしまう−



すると彼女は、

『今までも、

サイト内で数ヶ月やりとりして

会う約束に至ってから、

個別の連絡先を教えていたため

この段階で教えることは出来ません』



−いちいち気取って、面倒臭い人妻だなぁ−



『でも、奏汰くんは

若い割には考えがあるし、

私とのこういう面倒臭いやり取りもきちんと

向き合ってくれていたので

かなり年下でまだ躊躇いはありますが

個別でやりとりしましょうか』



−本当にいちいちクソ面倒w−



最初は、桜子さんのことを

こんな風に思っていました。



でも、今振り返ると

彼女は誠実で

どこか謙虚というかなぜか自信が無さげというか、

−若者を味わおう−

−スリルある関係を楽しもう−

−刺激が欲しい−

という理由の人とは違っていました。



僕という見ず知らずの若者の

将来まで気にかけながら、

本当に覚悟があるのか

いつかおばさんと会っていたことを後悔しないか

を試していたように思います。







彼女のこういう部分に

僕はなかなか気づけず

何度も彼女を傷つけてきました。