名古屋ガイドウェイバス GB-1000形 エアロスター(MP35) G-53号車 | さてん&せとりーとの雑記

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日本で唯一のガイドウェイバス

名古屋ガイドウェイバス ガイドウェイバス志段味線 ゆとりーとライン

2001年開業のこの路線では、現在2013(平成25)年度・2014(平成26)年度に導入された日野・ブルーリボンシティハイブリッド(HU8J) GB-2110形が28両活躍しています。

2001年開業時に用意された25両はこの車両によって置き換えられ、一部は海外へ輸出され、一部は解体され…国内に現存しているものはほぼいないものと思っていました。

…がしかし、愛知県内に1両現存しているという情報を知り、いつか見に行きたいと思っていたので、今回実際に見てきました。

 

せとりーとです。

 

というわけで改めて

名古屋ガイドウェイバス ゆとりーとラインの第一世代営業車両、GB-1000形のG-53号車をみてきました。

特徴的な車両塗装はそのまま、文字は消されていますが、うっすらと跡が残っており、車両番号と路線愛称のロゴが確認できます。

この車両が置いてある場所にはほかにバス車両がもう1台、トラックの荷台部分やコンテナが置かれており、何らかの資材置き場として使われているのではないかと推測できますが詳しいことは僕にはわかりません。

公道から見える範囲で車両を見ていきます。

左後方の事業者標記(?)です

「名古屋ガイドウェイバス」の文字がはっきりと確認できます。

上の方は「名古屋鉄道」と「名鉄バス」、そしてその上からシールが貼られたような跡が確認できます。

現在の運行は名古屋市交通局に一本化されていますが、開業時はこの他に名鉄とJR東海バスの3社で担当していました。

2004(平成16)年10月の名鉄バス分社化により標記が変更され、2009(平成21)年10月に運行が交通局に統一となったため、このような跡が残っていると推察できます。

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フロント側はこんな状況

草が生い茂っております この季節にくるべきではなかったですね

方向幕は機器ごと抜かれています

車検シールが26年3月となっています ウェブ上にある情報を参考にすると廃車後一度も車検を取得していないということでしょうか

車内には交通局時代の登録番号の標記が残っていました

 

比較的近場にこの車両が残っていたのはなんだか意外というか、不思議な感じがします。

また草の少ない時期に再訪したいですね(いつになることやら